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仏教者のことば1

【機関紙誌】

 日日是好日(にちにちこれこうにち)  雲門禅師・中国(碧巌録第六則)

仏教者のことば2

【機関紙誌】

二種の衆生あり。来りて菩薩に向かい、一は恭敬供養(くぎょうくよう)し、二は瞋(いか)り罵(ののし)り打ち害す。そのとき菩薩はその心よく忍び、敬養(けいよう)の衆生を愛せず、加悪の衆生を瞋らず。  ナーガールジュナ・インド(大智度論一四・…

仏教者のことば3

【機関紙誌】

径寸十枚、是れ国宝に非ず、一隅を照らす、此れ即ち国宝なり。  伝教大師最澄・日本(山家学生式)

仏教者のことば4

【機関紙誌】

苦をば苦とさとり、楽をば楽とひらき、苦楽ともに思い合わせ南無妙法蓮華経とうちとなえいさせ給え。これあに自受法楽にあらずや  日蓮聖人・日本(四条金吾殿御返事)

仏教者のことば5

【機関紙誌】

仏は常に在(いま)せども、現(うつつ)ならぬぞあわれなる 人の音せぬ暁に 仄(ほの)かに夢に見えたもう。  作者不詳・日本(梁塵秘抄巻ニ)

仏教者のことば6

【機関紙誌】

二つの芦束は相依ることによって立つ  サーリプッタ・インド(相応部経典一二・六七)

仏教者のことば7

【機関紙誌】

和を以て貴しと為す。忤(さから)うこと無きを宗と為せ。  聖徳太子・日本(十七条憲法 第一条)

仏教者のことば8

【機関紙誌】

人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや。  兼好法師・日本(徒然草・九三段)

仏教者のことば9

【機関紙誌】

愛語よく廻天のちからあることを学すべきなり。  道元禅師・日本(正法眼蔵・菩提薩埵四摂法巻)

仏教者のことば10

【機関紙誌】

災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候。  良寛和尚・日本(山田杜皐への手紙)

仏教者のことば11

【機関紙誌】

 一日作(な)さざれば一日食(くら)わず。  百丈懐海禅師・中国(百丈清規)

仏教者のことば12

【機関紙誌】

色は匂へど散りぬるを わが世たれぞ常ならむ 有為(うゐ)の奥山今日越えて 浅き夢見じ 酔(ゑ)ひもせず  作者不詳・日本

仏教者のことば13

【機関紙誌】

衆生本来仏なり 水と氷のごとくにて  水をはなれて氷なく 衆生の外(ほか)に仏なし  白隠禅師・日本(坐禅和讃)

仏教者のことば14

【機関紙誌】

聖者、人を駆(か)るに教網(こうもう)三種あり、いわゆる、釈・李・孔なり。浅深隔て有りと雖も竝(なら)びに皆聖説(せいぜい)なり。  弘法大師空海・日本(三教指帰巻上)

仏教者のことば15

【機関紙誌】

売買をせん人は、まず得利の益(ま)すべき心づかいを修行すべし。  鈴木正三・日本(万民徳用)

仏教者のことば16

【機関紙誌】

たとい法然上人にすかされまいらせて、念仏して地獄におちたりとも、さらに後悔すべからずそうろう  親鸞上人・日本(歎異抄)

仏教者のことば17

【機関紙誌】

ただ、わが身をも心をもはなちわすれて、仏のいえになげいれて、仏のかたよりおこなわれて、これにしたがいもてゆくとき、ちからをもいれず、こころをもついやさずして、生死をはなれて仏となる。  道元禅師・日本(正法眼蔵)

仏教者のことば18

【機関紙誌】

鉢盂(はつう)を洗い去れ  趙州禅師・中国(従容録第三九則)

仏教者のことば19

【機関紙誌】

今も短気がござるか。あらばここへ出さしやれ。直して進ぜよう  盤珪禅師・日本(盤珪禅師法語・上)

仏教者のことば20

【機関紙誌】

われかならずしも聖にあらず、かれかならずしも愚にあらず、ともにこれ凡夫なるのみ  聖徳太子・日本(十七条憲法第十条)