仏教者のことば19
今も短気がござるか。あらばここへ出さしやれ。直して進ぜよう 盤珪禅師・日本(盤珪禅師法語・上)
1 ...仏教者のことば(19) 立正佼成会会長 庭野日敬 今も短気がござるか。あらばここへ出さしやれ。直して進ぜよう 盤珪禅師・日本(盤珪禅師法語・上) 短気など本来なきもの 盤珪(ばんけい)禅師は江戸時代初期の名僧です。若い時に絶食の座禅を繰り返し、尻の皮が破れて血が流れて止まらなくても横になることはなかったというような、猛烈な修行をしました。…仏教者のことば20
われかならずしも聖にあらず、かれかならずしも愚にあらず、ともにこれ凡夫なるのみ 聖徳太子・日本(十七条憲法第十条)
1 ...仏教者のことば(20) 立正佼成会会長 庭野日敬 われかならずしも聖にあらず、かれかならずしも愚にあらず、ともにこれ凡夫なるのみ 聖徳太子・日本(十七条憲法第十条) 人々と同じ道を歩む 十七条憲法は、現代にもそのまま通用する人生訓に満ちていますが、中でもこの第十条は、人間関係の機微を衝き、…仏教者のことば21
人は阿留辺幾夜宇和という七文字を持(たも)つべきなり。 明恵上人・日本(栂尾明恵上人遺訓)
1 ...仏教者のことば(21) 立正佼成会会長 庭野日敬 人は阿留辺幾夜宇和という七文字を持(たも)つべきなり。 明恵上人・日本(栂尾明恵上人遺訓) 現代人に対し痛烈な教え 阿留辺幾夜宇和というのは、日本語の発音に漢字を当てたもので「あるべきやうは」と読めばいいのです。その意味は「(人間は)そうあらねばならないようにあれ」ということで、…仏教者のことば22
新しく興ってくる西洋の思想は総合性をめざしているから、この新しい要求を満たす材料を仏教の真理の蔵から選び出すことを、むしろ希望するであろう。 C・ハンフレーズ・英国(仏教・原島進訳)
1 ...仏教者のことば(22) 立正佼成会会長 庭野日敬 新しく興ってくる西洋の思想は総合性をめざしているから、この新しい要求を満たす材料を仏教の真理の蔵から選び出すことを、むしろ希望するであろう。 C・ハンフレーズ・英国(仏教・原島進訳) 世界を分裂から救う道 クリスマス・ハンフレーズ氏は、英国の法曹界で指導的地位にある人ですが、…仏教者のことば23
才市やどんどこ、はたらくばかり。いまわ(は)あなたに、く(苦)をとられ、はたらくみこそ、なむあみだぶつ。 浅原才市・日本(妙好人浅原才市集)
1 ...仏教者のことば(23) 立正佼成会会長 庭野日敬 才市やどんどこ、はたらくばかり。いまわ(は)あなたに、く(苦)をとられ、はたらくみこそ、なむあみだぶつ。 浅原才市・日本(妙好人浅原才市集) 大哲学者の生き証人 この人を広く世に紹介された鈴木大拙博士は、その編著『妙好人浅原才市集』冒頭の論文にこのように書いておられます。 「石見(いわみ)…仏教者のことば24
【機関紙誌】
この地上を全部牛の皮で覆うならば、自由にどこへでも跣足(はだし)で歩ける。が、それは不可能である。しかし自分の足に七寸の靴をはけば、世界中を皮で覆うたと同じことである。 河口慧海・日本(山田無文《手を合わせる》より)
この地上を全部牛の皮で覆うならば、自由にどこへでも跣足(はだし)で歩ける。が、それは不可能である。しかし自分の足に七寸の靴をはけば、世界中を皮で覆うたと同じことである。 河口慧海・日本(山田無文《手を合わせる》より)
1 ...仏教者のことば(24) 立正佼成会会長 庭野日敬 この地上を全部牛の皮で覆うならば、自由にどこへでも跣足(はだし)で歩ける。が、それは不可能である。しかし自分の足に七寸の靴をはけば、世界中を皮で覆うたと同じことである。 河口慧海・日本(山田無文『手を合わせる』より) 無文老師を育てた言葉 河口慧海(かわぐちえかい)師は、…仏教者のことば25
仏法は功を用ゆる処なし。ただ是れ平常(びょうじょう)無事なり。 臨済禅師・中国(臨済録)
1 ...仏教者のことば(25) 立正佼成会会長 庭野日敬 仏法は功を用ゆる処なし。ただ是れ平常(びょうじょう)無事なり。 臨済禅師・中国(臨済録) 仏法は日常生活中に在る このあとに「痾屎送尿(あしそうにょう)、着衣喫飯(ちゃくいきっぱん)、困じ来れば即ち臥す」と続いています。大意を申しますと、「仏法というものは、…