仏教者のことば21
人は阿留辺幾夜宇和という七文字を持(たも)つべきなり。 明恵上人・日本(栂尾明恵上人遺訓)
1 ...仏教者のことば(21) 立正佼成会会長 庭野日敬 人は阿留辺幾夜宇和という七文字を持(たも)つべきなり。 明恵上人・日本(栂尾明恵上人遺訓) 現代人に対し痛烈な教え 阿留辺幾夜宇和というのは、日本語の発音に漢字を当てたもので「あるべきやうは」と読めばいいのです。その意味は「(人間は)そうあらねばならないようにあれ」ということで、…仏教者のことば22
新しく興ってくる西洋の思想は総合性をめざしているから、この新しい要求を満たす材料を仏教の真理の蔵から選び出すことを、むしろ希望するであろう。 C・ハンフレーズ・英国(仏教・原島進訳)
1 ...仏教者のことば(22) 立正佼成会会長 庭野日敬 新しく興ってくる西洋の思想は総合性をめざしているから、この新しい要求を満たす材料を仏教の真理の蔵から選び出すことを、むしろ希望するであろう。 C・ハンフレーズ・英国(仏教・原島進訳) 世界を分裂から救う道 クリスマス・ハンフレーズ氏は、英国の法曹界で指導的地位にある人ですが、…仏教者のことば23
才市やどんどこ、はたらくばかり。いまわ(は)あなたに、く(苦)をとられ、はたらくみこそ、なむあみだぶつ。 浅原才市・日本(妙好人浅原才市集)
1 ...仏教者のことば(23) 立正佼成会会長 庭野日敬 才市やどんどこ、はたらくばかり。いまわ(は)あなたに、く(苦)をとられ、はたらくみこそ、なむあみだぶつ。 浅原才市・日本(妙好人浅原才市集) 大哲学者の生き証人 この人を広く世に紹介された鈴木大拙博士は、その編著『妙好人浅原才市集』冒頭の論文にこのように書いておられます。 「石見(いわみ)…仏教者のことば24
【機関紙誌】
この地上を全部牛の皮で覆うならば、自由にどこへでも跣足(はだし)で歩ける。が、それは不可能である。しかし自分の足に七寸の靴をはけば、世界中を皮で覆うたと同じことである。 河口慧海・日本(山田無文《手を合わせる》より)
この地上を全部牛の皮で覆うならば、自由にどこへでも跣足(はだし)で歩ける。が、それは不可能である。しかし自分の足に七寸の靴をはけば、世界中を皮で覆うたと同じことである。 河口慧海・日本(山田無文《手を合わせる》より)
1 ...仏教者のことば(24) 立正佼成会会長 庭野日敬 この地上を全部牛の皮で覆うならば、自由にどこへでも跣足(はだし)で歩ける。が、それは不可能である。しかし自分の足に七寸の靴をはけば、世界中を皮で覆うたと同じことである。 河口慧海・日本(山田無文『手を合わせる』より) 無文老師を育てた言葉 河口慧海(かわぐちえかい)師は、…仏教者のことば25
仏法は功を用ゆる処なし。ただ是れ平常(びょうじょう)無事なり。 臨済禅師・中国(臨済録)
1 ...仏教者のことば(25) 立正佼成会会長 庭野日敬 仏法は功を用ゆる処なし。ただ是れ平常(びょうじょう)無事なり。 臨済禅師・中国(臨済録) 仏法は日常生活中に在る このあとに「痾屎送尿(あしそうにょう)、着衣喫飯(ちゃくいきっぱん)、困じ来れば即ち臥す」と続いています。大意を申しますと、「仏法というものは、…仏教者のことば26
【機関紙誌】
畏れとは、人間を越えたもの、絶対者--神や仏--に対する畏怖心。一方、水、空気、光に対する畏敬の感情です。近代化はこの畏れをなくする方向に進んだ。ドイツの哲学者ニーチェによって、「神は死んだ」と言われたわけです。 東昇・日本(…
畏れとは、人間を越えたもの、絶対者--神や仏--に対する畏怖心。一方、水、空気、光に対する畏敬の感情です。近代化はこの畏れをなくする方向に進んだ。ドイツの哲学者ニーチェによって、「神は死んだ」と言われたわけです。 東昇・日本(…
1 ...仏教者のことば(26) 立正佼成会会長 庭野日敬 畏れとは、人間を越えたもの、絶対者――神や仏――に対する畏怖心。一方、水、空気、光に対する畏敬の感情です。近代化はこの畏れをなくする方向に進んだ。ドイツの哲学者ニーチェによって、「神は死んだ」と言われたわけです。 東昇・日本(人間が人間になるために) 人間の傲慢さへの反省 東昇(ひがし・のぼる…仏教者のことば27
過去に法華経の行者にてわたらせ給えるが、今、末法に船守の弥三郎と生れかわりて、日蓮をあわれみ給うか。 日蓮聖人・日本(船守御書)
1 ...仏教者のことば(27) 立正佼成会会長 庭野日敬 過去に法華経の行者にてわたらせ給えるが、今、末法に船守の弥三郎と生れかわりて、日蓮をあわれみ給うか。 日蓮聖人・日本(船守御書) 信仰は最高至上の情操 「人間は感情の動物である」という言葉があります。そういえば、われわれの人生から感情とか、情緒とか、…仏教者のことば28
人のかくす事をあからさまにいう。 おしはかりの事を真実になしていう。 いきもつきあわせず物いう。 このんでから言葉をつかう。 学者くさきはなし。 良寛禅師・日本(良寛禅師戒語)
1 ...仏教者のことば(28) 立正佼成会会長 庭野日敬 人のかくす事をあからさまにいう。 おしはかりの事を真実になしていう。 いきもつきあわせず物いう。 このんでから言葉をつかう。 学者くさきはなし。 良寛禅師・日本(良寛禅師戒語) 現代人こそこの戒めを これらの言葉は、良寛さんが折に触れて、心やすい人たちに書き与えた話し方の戒めを、…仏教者のことば30
人のかなしみ時には擔(にな)い よろこびを人に送りて みづからをむなしくはする 女人(にょにん)われこそ観世音ぼさつ 岡本かの子・日本(岡本かの子全集・九巻)
1 ...仏教者のことば(30) 立正佼成会会長 庭野日敬 人のかなしみ時には擔(にな)い よろこびを人に送りて みづからをむなしくはする 女人(にょにん)われこそ観世音ぼさつ 岡本かの子・日本(岡本かの子全集・九巻) 観音経の好きだった人 かの子女史は、岡本太郎画伯の母堂、明治から大正にかけて傑出した歌人・随筆家・…