仏さまに近づく修行を
そういう意味で、私どもは決してどの宗教がいいとか、悪いとかのせんさくよりも、問題は、まず仏教精神を根本において、自分が仏になるにはどうしたらよいか、どんな修行をすればよいか、どういう道を歩むべきかを静かに考え、偏見のない寛容の精神で、しかも神さま、仏さまの前では謙虚に、天真らんまん、正直な人間にならなければなりません。それでなければ、神さま、仏さまに近づけないわけであります。
佼成会の布教は、久遠実成のお釈迦さまのみ心を第一に、普門の精神で、あらゆる門を開いて、どんな業障の人でも皆ここに招いて成仏しないものは一人もいない、という教えです。それが、仏教の理想でもあるわけです。
どうか、そういう意味で、本日ここに勧請されました観世音菩薩さまのお姿を拝して、自分もこのようになんの邪気もなく、スマートでやさしい、どなたがおいでになってもほれぼれするような、よその教団にうらやましがられるよう、観世音菩薩さまのみ心に、私どももあやからしていただくことをあらためてここに誓願したいと思います。どうも本日はおめでとうございました。ありがとうございます。