慈悲の象徴
八月に勧請することになりましたのは、普門館で国際自由宗教連盟の方々が、八月二十六日に会議を開く予定がございますので、ことばも、国柄も違いますが宗教協力ということで今日まで活動を続けてきた方たちに、その日までに勧請して、仏さまのお姿をみていただこう、ということで勧請申しあげたわけであります。
私も、きょう初めてお顔を拝したのでありますが、皆さんご覧になっていただきますと、錦戸先生がどんなにご苦労なさったかが、よくおわかりだと思います。
いまは、ほとんどの人が楽をして栄養を取りすぎて肥って困っています。現代の人を救うには、皆さんの心の中に描いている理想の像でならなければならないとなりますと、この聖観世音菩薩さまだ、と思うのであります。
なんとスマートな像ではありませんか。おそらく外国の人がみえましたら、手は届きませんが、ハシゴをかけてもさわってみたいと思うでありましょう。
正面玄関をお入りいただけば、すぐにこの仏さまの慈悲の象徴として、われわれ凡夫に手をかしてくださるかのようでございます。
そのスマートな仏さまのお姿が拝めるということになりますれば、信仰に一段と拍車がかかるものと、私は拝察するわけであります。