そういう意味で、今度のローマと佼成会というだけじゃなしに、全世界の宗教がそういう風の考え方をしなければ本当の宗教の本質、本当に実行したとは言えない、ということになってきたわけでございます。これはですから、私が先程申し上げたように、神様・仏様のほうではもうご相談ができておって、こうあるべきだということをお示しになっておるんですが、凡夫は解らないためにモタモタしておりましたけれども、順々にそのことが表にキチンとこういうふうに形に現わして、サレジオ大学から学林の学長をしている者に博士号を贈ろうなんていうようのことは、二十年前には、そんなことは全然考えてもいなかったことでございまするが、そういうことが現われてきたということは、もう今より四十五年も前に、この会が始まったばかりのころに、神様のお告げがあったことが、今、実現している、とこういうことで、不思議のことでもないようにも考えるのでありますが、我々が本当にその気持ちにならなければ、本当の、その成果というものは現われてこない。
いよいよこういうふうになりまして、世界的に見て頂く、世界中の宗教者が注目している在家仏教教団・立正佼成会であります。そういう意味で、在家のものが、在家の出家という言葉を使って活動を始めたものでありますから、在家であるけれども、心は出家の気持ち。自分の家(うち)にとらわれておらないで、自分の家を忘れて人の家の幸福のために活動する、とこういうような在家の出家というこの活動を皆さんが頑張ってして下さった。そのお陰で、外国のかたまでが在家仏教というものの在り方、そして大乗仏教というものの教義、そのものに最近では世界中が目を開いてくれ始めたわけであります。
そういう意味でこれは、我々はおろそかにしていられない。本当に真剣になってこの在家仏教の本義を現わさなくちゃならない。こういう時期になったと思います。どうかそういう意味で、旧に倍してひとつ、今年という年にこういうひとつの出来事が、またここに節があったわけであります。皆さんのご精進を、くれぐれもお願いを申し上げまして、皆さまがたが本当に一人ひとりの手を取って、そして在家の本当の成仏、家庭の成仏ということに向かってご指導して頂くようにお願いを申し上げまして、ご挨拶に代えます。
有難うございました。
タイトル名
開祖さまご法話テキスト『求道』 1986年
日鑛先生名誉哲学博士号記念祝賀会(第一部)
日鑛先生名誉哲学博士号記念祝賀会(第一部)
タイトルヨミ
カイソサマゴホウワテキスト『グドウ』 1986ネン ニチコウセンセイメイヨハクシゴウキネンシュクガカイ(ダイイチブ)
作成者
立正佼成会
(
リッショウコウセイカイ
)
作成日
1986-08-01
和暦
昭和61年08月01日
言語
jpn
ボリュームタイトル
求道
ボリューム
no.117
行事キーワード
日鑛先生名誉哲学博士号記念祝賀会
フリーキーワード
1986-05-22
内容
昭和六十一年五月二十二日 日鑛先生名誉哲学博士号記念祝賀会 会長先生ご挨拶(第一部)
会長先生ご挨拶
会長先生ご挨拶