何年も念じていたソ連行き
ソ連に行って世界平和を訴えてきたいということ、これは何年も前から念じ続けていたことでしたが、今年やっとそれが実現した。まあ、行く前からソ連に行ったら政治家に世界平和を訴えるんだなんて、行かないうちから私はいい加減なことを申し上げていたんですが、しかし、私はどうしてもソ連に行きたいと、こう思っていたんです。
そして、今年ようやくソ連に行く手配がつきまして、私共WCRPの世界平和に対する考え方、「もしソ連とアメリカが核戦争などしてしまったら、もう人類は滅亡でしょう」と申し上げましたら、「それはよく分かっている」と。ソ連では特にそのことを強調されまして、平和でなければ人類の幸せというものはないんだと、こう言うもんですから、「その平和のために私共WCRPは活動しているんです。ですから、どうか戦争をしないという、このことだけは一つどうしても守って頂きたい」とソ連の外務省や最高会議幹部会の方々に申し上げてまいりました。
本会の活動を高く評価しているソ連
特にソ連の方が関心を持っておりましたのは、佼成会がわずか2ヵ月の間に2700万名もの署名を集めたということ、皆さま方が平和に対してたいへんな関心を持たれているということ、この点でありました。ソ連では皆さま方の活動振りを非常に高く評価しておられました。
ソ連の方では私共の活動というものを本当によく知っておられるんですね。佼成会が非常に真面目な宗教活動をしていることに対して、たいへんな賛嘆の言葉を頂いてまいりました。これは、私自身が頂いたのではなくして、皆さま方一人びとりが頂いたのですからここでご報告申し上げたいと思います。このようなことで、神仏を本当に信じて拝んでいくならば、「人間は初め一人であった」んですから、人類はみんな兄弟なのでありますから、神の子供同士が仲良くしていけない道理はないと。ソ連の皆さま方も私共WCRPの仲間と、一生懸命に信心を強情にして、この世界から、戦争をしようなどという不心得者が出ないようにしていきたい。共に頑張ろうと。こういうことでたいへんな歓待を受けて帰ってきた。これが実情でございます。
ソ連の方々はこのようにすばらしいんだということを学ばせて頂いたわけですが、こういうことであったのならばもっともっとWCRPの方でも頑張って頂いて、もっと何かのお役をつけて頑張ってもらえばよかったかなあという気もしました。まあ、これもちょうど時が来ているんでございましょう。