こういうことも、いかにご法の通りの歩みをされておったか、その歩みの通りに歩んでおればこそ、そのように危険の場所がどんなにあっても最後にはちゃんと大自然の天寿を完うして、非業の死でなく堂々と大往生を遂げられるという大功徳をいただいたのであります。おおせのように、法華経行者のかなわぬことはない。また臨終の事を習うて他事を習うべしと叫ばれた言葉通り、臨終のときにはお弟子さんがみんな枕元に揃って、本尊を飾りお題目を唱えながら大往生されたのであります。
まことに一代がそのように法華経のためにめでたく大往生されたという意味から、ある意味からいっておめでとうという言葉もそこに当はまると思うのであります。
どうかそういう意味をかみしめて、このお会式を通じてまた一だんと大聖人のみあとを慕いて、二陣、三陣とつづけぞかしと号令された大聖人のお言葉のように、一人でも多くの人に呼びかけて、一人が一人を導くというこの仏国土の建設、仏さまの本願成就という大誓願のもとに、皆さま方の今後のご精進をお願い申し上げます。