そういう意味で、皆さま方が毎年毎年一生懸命にお導きをして下さったそのおかげさまで、今日は大聖堂だけではなくして普門館の方もいっぱいというような状態だと伺っております。そしてまた、今日は全国の各道場でもやっぱりたくさん集まっておられると思います。そういう意味で心強い限りであります。この人たちがもう一息頑張って、日本中に法華経という本当の平和思想を持った人をもっともっと増やしていく。
日本という国は、世界で一番経済もいいし、治安もいい。こんなすばらしい国は世界中どこを探してもないんです。貧しい国に住む人々と違って、そうした国に住まわせて頂いている私共には、なさねばならぬ役目というものが当然ある。それはどういう役目であるかと言うと、それはいろいろと困難をしてなさる国にできるだけのお手伝いをさせて頂くこと。発展途上国の方々に、この日本でお役に立つ物があるならばそれを持っていき、発展途上国の方々にも使って頂いて幸せになって頂く。これが、現在の日本人に課せられた最大の課題だと思うんです。 (拍手)
そういう意味で、私共佼成会会員はまず仏さまの御心を体して、多くの方々に、「善因は善果で悪因は悪果なんだから、善業を積ませて頂きましょう」と、声をかけさせて頂きまするならば、どこの国の人でも賛成して頂けると私は確信しているのであります。
もう、とにかく世界の4分の1の人口を持ったところのあの大国の中国が、私が7年通ったら今ではこうして日本の宗教事情の調査のために使節団を派遣するところまでになったのであります。
まあ、日本の仏教はもともと中国から伝わってきたものであります。いわば中国は日本仏教の本家であります。ですから、思想の根底は一つなんです。ですから、話し合いますと、すぐに理解し合えるんですね。ですから、私共はまず中国の宗教者と一緒になって、世界中が幸せになるというこの方法、この地球上に仏国土を建設するというこの大使命を共に果たして行きたいと、こう思っているのであります。そういう意味で、こうして中国の代表団の団長さんから大聖堂でお言葉を頂いたということは、これまた妙佼先生がたいへんにお喜びになっているだろうと思います。