しかし、神さまや仏さまの方からご覧になったらどうだろうかと考えると、どうもソ連の為政者の方が大人で、アメリカの為政者の方が子供臭いんじゃないかと私は思うんです。レーガンさんを子供臭いなんて言ってはたいへんに失礼になるかもしれませんけれども、しかし、これは私の考えですからそのつもりで聞いて頂きたいと思うんですが、そういう意味で、今回ソ連の指導者の方々には、そのことをしっかりとお伝えしてきたいと思っているのであります。アメリカの為政者には、プリンストン会議の時にあれほど申し上げたにもかかわらず、依然として核兵器を作って、世界一の軍事強国になるんだなんて言ってる。アメリカの方がこういう考え方ですから、「そっちが強国になるならこっちも」という考え方がソ連の方にも出てきてしまうわけです。やはり、そういうようなことであってはならない。こんな物騒な物を使ってはならないということ、これをですね、世界中の宗教家がすべての国の方々にお伝えして、人類全部をそういう気持ちにしていきますから、どうか超大国の指導者は大人になり、神さまや仏さまの御心を体してこうした物騒なものを使わないようにして頂きたい。このことをお願いしにソ連の方に行こうと思っているわけなんです。 (拍手)
幸いも向こうの方から来いということで、招待状を頂戴しておりますので張り切って行ってきたいと、こういうことなんです。
こういうことを考えますると、昔、妙佼先生を通して告げられた「佼成会が本となって世界万国に法華経が広まる」というお言葉を思い起こすのであります。世界万国が仲良くして、戦争のない世界にしようということになると、法華経が一番的確な思想であろうと思うんです。経文では、「この世の中は一仏乗であって、二もなく三もなくすべて一仏乗である。一切衆生はすべて我が子である」と仏さまが説かれておられる。その仏さまの子供同士が喧嘩したり戦争をしたり殺し合いをするということはありえないわけです。ですから、私共が法華経の思想を世界中にお伝えするということになりますれば、世界が平和になるのはもう間違いないのであります。 (拍手)
そういう意味で、私共は遭遇がたい法華経に遭遇たてまつっているということ、今この娑婆に、生まれ難い人間としてこうして生まれているということ、これはもう、たいへん大功徳なんです。そういう功徳を私共は今頂戴をしている。ですから、その功徳に報いるという報恩感謝の気持ちで、私共は世界の平和を実現しなければ申し訳がないと私は思うんです。 (拍手)