経典のことば34
【機関紙誌】
穀食を得んと欲せばまさに耕種を行うべし。 大富を得んと欲せばまさに布施を行うべし。 長命を得んと欲せばまさに大慈を行うべし。 智慧を得んと欲せばまさに学問を行うべし。 (法句譬喩経第一)
穀食を得んと欲せばまさに耕種を行うべし。 大富を得んと欲せばまさに布施を行うべし。 長命を得んと欲せばまさに大慈を行うべし。 智慧を得んと欲せばまさに学問を行うべし。 (法句譬喩経第一)
1 ...経典のことば(34) 立正佼成会会長 庭野日敬 穀食を得んと欲せばまさに耕種を行うべし。 大富を得んと欲せばまさに布施を行うべし。 長命を得んと欲せばまさに大慈を行うべし。 智慧を得んと欲せばまさに学問を行うべし。 (法句譬喩経第一)…経典のことば35
阿難よ、あの羊飼いは、草の傘をもって仏を暑さから覆うた。その功徳によって十三劫(こう)のあいだ天のよき所に生まれ、自然に七宝の傘をもって覆われるであろう。 (菩薩本行経・上)
1 ...経典のことば(35) 立正佼成会会長 庭野日敬 阿難よ、あの羊飼いは、草の傘をもって仏を暑さから覆うた。その功徳によって十三劫(こう)のあいだ天のよき所に生まれ、自然に七宝の傘をもって覆われるであろう。 (菩薩本行経・上) 微笑された世尊 …経典のことば36
愚人に交わるは 臭き物に近づくが如し 次第に迷いて非を習い 自ら覚えずして悪をなす 賢者に近づくは 薫香に染むが如し 自然に智を進め善を習い 清浄の行をなす (法句譬喩品第一)
1 ...経典のことば(36) 立正佼成会会長 庭野日敬 愚人に交わるは 臭き物に近づくが如し 次第に迷いて非を習い 自ら覚えずして悪をなす 賢者に近づくは 薫香に染むが如し 自然に智を進め善を習い 清浄の行をなす (法句譬喩品第一)…経典のことば37
大毒蛇なり阿難。 悪毒蛇なり世尊。 (大荘厳経論・巻六)
1 ...経典のことば(37) 立正佼成会会長 庭野日敬 大毒蛇なり阿難。 悪毒蛇なり世尊。 (大荘厳経論・巻六) あぶく銭を得た農夫 あるとき、お釈迦さまが阿難を連れて、舎衛国の農村を歩いておられました。 …経典のことば38
麤(そ)者は麤事に悟り細者は細事に解(げ)す (大荘厳経論・巻六)
1 ...経典のことば(38) 立正佼成会会長 庭野日敬 麤(そ)者は麤事に悟り細者は細事に解(げ)す (大荘厳経論・巻六) 三帰依だけで助かった 今回はひとつ笑い話をしましょう。 むかし、ある所に一人の修行者が住んでいました。…経典のことば39
転輪聖王の判断とは、無益の事を除き、有益の事に向かわせることである。 (根本説一切有部毘奈耶薬事第十五)
1 ...経典のことば(39) 立正佼成会会長 庭野日敬 転輪聖王の判断とは、無益の事を除き、有益の事に向かわせることである。 (根本説一切有部毘奈耶薬事第十五) 二人の農夫のけんか お釈迦さまが、前世の物語を縁として説かれた教えです。 「…経典のことば40
仏陀は「もろもろの草木も生きものであり、魂を持っている」と説きたもうた。ゆえにわれらはそれを切ることはできない。 (大荘厳経論巻三)
1 ...経典のことば(40) 立正佼成会会長 庭野日敬 仏陀は「もろもろの草木も生きものであり、魂を持っている」と説きたもうた。ゆえにわれらはそれを切ることはできない。 (大荘厳経論巻三) 草で縛られた比丘たち …経典のことば41
そなたがまさしく見たように 小さな種子から大樹が生ずる わたしもまさしく見ているのだ 小さな行為から大きな報いが生ずることを (根本説一切有部毘奈耶薬事第八)
1 ...経典のことば(41) 立正佼成会会長 庭野日敬 そなたがまさしく見たように 小さな種子から大樹が生ずる わたしもまさしく見ているのだ 小さな行為から大きな報いが生ずることを (根本説一切有部毘奈耶薬事第八) 業報は無限に展開する …経典のことば42
この国の人びとは、みなすぐれた人ばかりである。 (旧雑譬喩経下)
1 ...経典のことば(42) 立正佼成会会長 庭野日敬 この国の人びとは、みなすぐれた人ばかりである。 (旧雑譬喩経下) 凶暴な人びとの教化 お釈迦さまが王舎城の霊鷲山で法をお説きになっておられた時のことです。隣国に、人民が凶暴で、…経典のことば43
汝もし念ずることあたわずば、まさに無量寿仏と称すべし (仏説観無量寿経)
1 ...経典のことば(43) 立正佼成会会長 庭野日敬 汝もし念ずることあたわずば、まさに無量寿仏と称すべし (仏説観無量寿経) どんな人でも救われる 観無量寿経には、仏・菩薩や浄土を観想し憶念する功徳と、経題や仏・菩薩の名を聞く功徳と、仏号を称(…