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私は最後に仏陀の言葉を引用して、私のごあいさつを終えたいと存じます。 「一つの焚松から何千人の人々が火を取っても、そのたいまつは元の通りであるように、幸福はいくら分け与えても減るということがない」 皆さま、愛と慈悲は、まさにそのようなものであります。ご清聴誠にありがとうございました。 昭和五十四年八月三十日 (ニューヨーク、セントパトリック大聖堂で)