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で、考えた結果が副団長が3人いるから、まず年の上の人から順々にしようっていうことで、橋本凝胤(「はしもとりゅういん」と発音)先生からまず、ヨーロッパの最後、デンマーク、スウェーデンというとこだけは、橋本さんが団長して、アメリカは非常に会うところがたくさん、いろいろあるから、アメリカへ行ったら、どちらかその年の、上のほうが先に団長すると、こういうことで、ところが、まあだんだんそれで戸籍調べしましたところが、わたしがいちばん若輩でありまして、で、いちばん最後わたしと、こういうことなったんでありまして、別に内田さんの話のようのいいわけあったわけじゃないわけだ。それでまあ順々にそういう形になって、わたしがいちばん最後、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ハワイ、でまあ本部へ。この、日本(にほん)に帰るまで、団長っていう役でまあ帰ると。まあ、そういうようのことで、ま、回って来たんでありますが。順序としてはいま、申し上げたようのわけでありますが、まあ、だいたいもう、内田さんが非常に細かに皆さんに、手紙で報告したり、いろいろのことで皆さんもうご存知だと思いますが、報告は回った順序、いま、申し上げたようの順序で回ってまいりました。
 宗教家は皆その人その人の、持ち味を生かして、非常にわたくしどもの提唱に対しては、非常の賛意を示していただきました。ぜひとも世界平和をもたらすためには、まず精神界のほうが先に、いー、まとまらなくちゃいけない、ということを、世界中の宗教の指導者はみんな考えているようでありまして、いまさら、わたしどもが新しくいい出したことというようのことでなく、むしろ、ソ連のギリシャ正教の大、いー、主教さまなどは、広島の第3回目の、あの、(咳払い)会合に、参加をされて、ソ連からはるばる日本(にほん)に来て、そしてその、この核兵器禁止の問題に対しては、もうわれわれよりも、先輩であったことがわかったわけであります。
 そういうわけで、まあ、あー、世界中、人類の中で、おそらくこの核兵器禁止ということを嫌だっという人はいないんじゃないかと。ところがゆきがかり上ですね、やっぱり、このー、米英ソの3国は持っておるから、気の毒に保有国のほうは、これがいけないと、こうはっきりいってしまうと、いけないものは早く捨てなさいといわれると困りますから、なんとかその理屈をいいたい。これはまあ、あの、いま、あ、米英ソ3国だけをわれわれは非難、しるわけにはいかないと思うんであります。立場が変わると、わたしどもでも、やっぱり大東亜戦争の時分には、え、なんとかして聖戦ということにもって行こうというので、外国の人にいわれても、なんとか日本(にほん)の、戦争することが正当の戦いなんだと、ま、こういうふうにいいたいっていうの、これは日本(にほん)人の人情でありまして、そういう時に戦争が悪いっていうことは全然知らなかったかっていうと、戦争をすることはいけない、ということを知っておったと思うんです。

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