御旗の精神でお導きを
前回国連で演説した時は、御旗と同じく〝南無妙法蓮華経、天壌無窮・異体同心〟と書いて各国代表に一枚ずつ渡したのですが、今度も500枚持っていき、講演後のレセプションの時に配らしてもらった。世界各国の代表をたくさんお招きしたのですが、せいぜい来ても200人。よく来ても400人だろうと、ジャックさんはおっしゃっていた。ところが、何と200人と400人の両方を加えた600人も来ちゃった。 (拍手)
レセプションの時間も2時間ほど予定していたんですが、ところが、各国の人がみな話が盛り上っちゃって、時間が過ぎてもなかなか帰らないんですよ。とうとう3時間やっちゃった。 (笑) なにしろ、2時間という予定で会場を借りていたもんですから、ハラハラした。ところが、その会場のチーフが実にいい人で、「皆さん方のこの話しぶりは、もう本当にすばらしい。時間のことなら全然心配はいりませんよ。時間は過ぎてもいいですから、ご安心してやって下さい」と言うんですよ。とうとう3時間になってしまったんですが、少しも悪い顔もしないでニコニコしてやってくれた。
そこで、その方にも一枚あげてきた。 (笑) そうしましたら、「これは何ですか」と言うんです。ですから、「これは、天地ともに窮まりなく、異体同心……」。どうしてそうなるのかと言うと、妙法蓮華経というお経は、お釈迦さまご一代の説法の中でも一番有り難いお経なんだ。この精神でいけば、天も地も人間みな異体同心になって幸せになるんだと。その妙法蓮華経に帰依するために、頭に帰依するという意味の〝南無〟を付けて、「南無妙法蓮華経」と、こう書いてあるんだ」と申し上げた。そうしましたら、サインしてくれと言ってきたんですよ。そこで、これは全部私が書いたんだよと言いましたら、ビックリ仰天してですね、押し頂いて持って帰りましたが……。
まあ、そういうようなことで、600人のうちに日本の方もかなりいましたので、外国の方にあげたいんだということで、日本の人には遠慮して頂いた。気の毒でありましたが、500枚しか持っていかなかったものですから、100人の方にはあげられなかったわけであります。