昔は貧乏人、今は豊かな菩薩
東大の教授をされておりました小口偉一先生に、現在日宗連の理事を務めて頂いております。理事会で毎月ご一緒になるんですが、この小口先生が、お会いした初め頃、「なぜ佼成会では貧乏人を導かないのか。信仰というのは、草の根の一番困ってる人を導かなくてはならないのに……。佼成会は裕福な人ばっかり導いてる。それでは意味がないではないか。もっと貧乏人ももっと導け」と、こう言われた。それに対して、私は「申し訳ありませんが、私を始め佼成会員はみんな貧乏人だったんだけれども、3年5年と信仰していくうちに、みんな裕福になっちゃったんだ」と。 (拍手) 信仰のおかげで……。見栄や我を張らないで、仏さまの御心に沿って真面目に正直に、我を捨て精進していると、みんなご守護を頂いて豊かになっちゃうんだ。佼成会は貧乏人を片っぱしから導いたんだと、こう言って反論したことがある。申し訳ないけど、皆さんを貧乏人の仲間に入れちゃった。 (笑)
その貧乏人が、今では国連へ行って軍縮キャンペーンに100万ドル出しましょうと、こう言えるようになったのですから有り難いではないですか。 (拍手)
やっぱり、実行からです。「軍縮のためならば、私共がヘソクリを出して応援しますから、国連は大いに頑張ってキャンペーンを張って、実りのある軍縮の討議をして下さい」と、こう言ったもんだから、各国の代表がみんな一斉に拍手しちゃった。思わず手を拍いちゃったんだな。 (笑)
そのように、正しいことには神さま仏さまがちゃんとご守護下さる。ご守護を頂いているからお布施も集まるし、皆さんがお導きをしたいと思えばお導きもできる。