日本の仏教の使命がいよいよ大きくなっているのですね。外国にわかる宗教を表現するのには、今日までの既成仏教が一丸となって当らなければできないだろうということで、方々へお願いにまわって、そういう方向に行く準備ができてきました。
日本はまわりに海があるということで、今日の時代になると、ものの考え方が外国に左右されないということになっています。儒教も入ってくると日本的になり、仏教も日本的になっています。儒教の影響も神道を通じて、すべてのものを崇めるということがしみわたっています。
大乗仏教国は日本と言われています。大乗仏教でありますから、経典の最初の方に、「是の処は即ち是れ道場なり。諸仏此に於て阿耨多羅三藐三菩薩を得、諸仏此に於て法輪を転じ、諸仏此に於て般涅槃したもう」とあります。仏はこの裟婆に生まれて、ここで法を説いて、ここで大往生をとげたといっているのです。
だから、私たちは仏様の真価を広めなければならないと考えておるのです。そして、この道場に、その使命があると考えているのです。
今後、私どもの修行の仕方、発展ぶりが、これを設計された方、つくられた方、陰に陽に支えて下さった方々のご恩に報いることになると思うのです。(拍手)