こういうことを、一つ一つ時というものの動き、そして方々から万灯行列ができたのが縮少はされたけれども、また、本部がここ大聖堂に移ってきた時もいろいろあったのですが、移転するということも時のしからしめることで、順々にこうまいりました。普門館もでき、またさらに法輪閣も落成するということで、こういう法域を仏さまから授けて頂いたのです。その土地であればこそ、まあ東京の中では珍しくこれだけの場所があり、私どもが万灯行列もできるようにお許し頂ける道も一本そこに残されているのです。こちらへ来て皆さんが思う存分に回れるところの道場もこうして仏さまがお授け下さっているわけで、こういう自然の恵みに対して私どもは心から感謝をしなければならないと思います。
その仏さまのおはからいというものは、ずっと昔から順序次第が決まっていて、まことに無理なく、今日法華経を唱えておるならば、日蓮聖人のお言葉を頂きますと、この妙法蓮華経を皆さんがしっかり唱えているわけで、「吹く風枝をならさず、雨つちくれをくだかず。代は義農の世となりて、今生には不祥の災難を払い長生の術を得」というような強い言葉がございます。今日では寿命もだいぶ延びてきましたが、日蓮聖人さまは六十一歳でこの世を閉じたのであります。私など七十で、その当時流に言えば七十三ですが、こうしてまだ元気でおいて頂けるのです。これも人生に長生の術を得たことでございましょう。お互いさま長生きができるということも、法の功徳によって生命も長く保てるということであります。
ご法を味わってみますと、仏さまの万億の方便がなければ、ただ真実だけをぶつけられたのでは転倒してしまって、私どもは恐らくできなかったと思うのであります。その時、その時に適応したところの、我々の分に応じたところの方便力をもってお導きを頂いたおかげで、今日こうして盛大なる万灯行列ができ、また布教も伸びているのであります。
Title
Founder Dharma Guidance Text "Gudo" 1978 Nichiren Shonin the Otaiya service
Creator
Rissho Kosei-kai
Date Created
1978-12-15
Language
jpn
Volume Title
Gudo
Volume
no.97
Subject – Person
Founder|Nikkyo Niwano
Subject – Event
Nichiren Shonin the Otaiya service
Subject – Keyword
1978-10-12
Description
Nichiren Shonin the Otaiya service (Great Sacred Hall) October 12
President Niwano Dharma Guidance / Let us learn the conviction of upholding the True Dharma
President Niwano Dharma Guidance / Let us learn the conviction of upholding the True Dharma