そこで、何を目標にして離れるかということでありますが、それは法文を拝読すればわかりますように、とにかく創立して八年間は全然法華経以外読んでいかんというわけで、新聞も雑誌も読めない、目のふれることのできない状態を、私は八年間神さまから申しつけられたのです。そして、読んでいいというお許しが出て、喜んで読んでみると、読みたいもの、聞きたいもの、知りたいもの、みんな教えてくれるのが、日蓮聖人のあのご遺文であります。いやあ、飛び上がって喜んだのでありますが、これがなかなかそう簡単にいかないということを、一つの体験を通して感じたわけです。日蓮聖人に私どもはありがたいご指南を頂きたいという崇拝、尊崇して、日蓮聖人のご精神を奉戴して精進したいと、そういう気持がこのお会式になって現われたわけであります。
そういう意味で、だんだんと一歩一歩と進んでいるうちに、ご神示で法華経が佼成会を本として世界万国に弘まるべしとあったのです。この言葉はなかなか信じられなくて、神さまに――おだててもだめだと、そんな佼成会が本となるなんて、ちょっと違いますよ。私どもの読んでいるこのお経は羅什三蔵の翻訳したものであるし、それが天台を通じて、日蓮聖人を通じて、今日我々のところへ来ている。そこへ来るまでには、霊友会という会も介在しているし、いろいろの先輩があるのに、佼成会を本としてなんていうことは、ちょっと飛躍し過ぎるのではないかという――こういう疑いがあったわけです。
ところが、だんだん時がたつにつれて、不思議に、佼成会を通じて世界万国に、日本の仏教を聞きたい、教えを修めたい、そういう気持が世界中に起こった時に、今日こうして国連において発表しても、昔の日蓮聖人の時と違って法難もなけれぼ、皆賛成して〝なるほど〟ということになっていくような時が来たという、本当にこのご法というものも、時のしからしめるものだなということが、今日になってみますと、神さまのご指導が全くその通りであったのだなということが納得いくのであります。そういうように、私どもは神さまのご指示のままに修行させて頂いておるわけです。
そして、たまたま日蓮聖人のご遺文を読ませて頂いたおかげで、お会式という行事が生まれてきたのです。その日蓮聖人をお慕い申し上げて、二陣、一二陣続けよかし、とこの万灯行列で法華経を広宣流布する雄々しい姿を、若人にがんばってもらおうと、そういうことで私どものお会式を形づくってきたのであります。
Title
Founder Dharma Guidance Text "Gudo" 1978 Nichiren Shonin the Otaiya service
Creator
Rissho Kosei-kai
Date Created
1978-12-15
Language
jpn
Volume Title
Gudo
Volume
no.97
Subject – Person
Founder|Nikkyo Niwano
Subject – Event
Nichiren Shonin the Otaiya service
Subject – Keyword
1978-10-12
Description
Nichiren Shonin the Otaiya service (Great Sacred Hall) October 12
President Niwano Dharma Guidance / Let us learn the conviction of upholding the True Dharma
President Niwano Dharma Guidance / Let us learn the conviction of upholding the True Dharma