経典のことば16
一切衆生悉(ことごと)く仏性有り (大般涅槃経・迦葉菩薩品)
1 ...経典のことば(16) 立正佼成会会長 庭野日敬 一切衆生悉(ことごと)く仏性有り (大般涅槃経・迦葉菩薩品) 仏性のギリギリの意味は すべての人間はみんな仏性を持っている! なんというすばらしい大発見でしょう。…経典のことば17
むかしの人たちはこういう宝物のために、お互いに傷つけあい、殺しあい、盗み、欺し、嘘をつき、それが原因で生まれ変わり死に変わりの中で苦しみを増大させ、大地獄に落ちたそうだよ。 (仏説弥勒大成仏経)
1 ...経典のことば(17) 立正佼成会会長 庭野日敬 むかしの人たちはこういう宝物のために、お互いに傷つけあい、殺しあい、盗み、欺し、嘘をつき、それが原因で生まれ変わり死に変わりの中で苦しみを増大させ、大地獄に落ちたそうだよ。 (仏説弥勒大成仏経)…経典のことば18
如来の身は汝と同じからず、汝、もし多く服(の)まば必ずさらに患(うれい)をなさん (賢愚経 3・15)
1 ...経典のことば(18) 立正佼成会会長 庭野日敬 如来の身は汝と同じからず、汝、もし多く服(の)まば必ずさらに患(うれい)をなさん (賢愚経 3・15) 愚かな対抗意識の毒 お釈迦さまが霊鷲山においでになっていたときの話です。 …経典のことば19
諸仏如来はこれ法界身(ほっかいしん)なり。一切衆生の心想の中に入りたもう。この故に汝ら心に仏を想うとき、この心すなわちこれ三十二相、八十随形好(ずいぎょうごう)なり。このこころ仏を作る、このこころこれ仏なり。 (仏説観無量寿経)
1 ...経典のことば(19) 立正佼成会会長 庭野日敬 諸仏如来はこれ法界身(ほっかいしん)なり。一切衆生の心想の中に入りたもう。この故に汝ら心に仏を想うとき、この心すなわちこれ三十二相、八十随形好(ずいぎょうごう)なり。このこころ仏を作る、…経典のことば20
忿恚(ふんい)は百千大劫(こう)に集めし善根をすみやかに損害す。ゆえに忍辱(にんにく)の鎧を被(き)、堅固の力をもって忿恚の軍を砕くべし。 (大宝積経)
1 ...経典のことば(20) 立正佼成会会長 庭野日敬 忿恚(ふんい)は百千大劫(こう)に集めし善根をすみやかに損害す。ゆえに忍辱(にんにく)の鎧を被(き)、堅固の力をもって忿恚の軍を砕くべし。 (大宝積経) 怒りは火事のようなもの …経典のことば21
雑(ぞう)毒薬をもって太鼓に塗り、大衆の中においてこれを撃ちて声を発(おこ)さしむるがごとし。聞かんと欲する心無しといえども、これを聞けばみな死す。 (大般涅槃経・如来性品)
1 ...経典のことば(21) 立正佼成会会長 庭野日敬 雑(ぞう)毒薬をもって太鼓に塗り、大衆の中においてこれを撃ちて声を発(おこ)さしむるがごとし。聞かんと欲する心無しといえども、これを聞けばみな死す。 (大般涅槃経・如来性品) 潜在意識は忘れない…経典のことば22
もろもろの苦悩を脱せんと欲すれば、まさに知足を観ずべし。知足の法はすなわちこれ富楽(ふぎょう)安穏(あんのん)の処なり。足るを知る人は地上に臥(ふ)すといえどもなお安楽なりとす。 (遺教経)
1 ...経典のことば(22) 立正佼成会会長 庭野日敬 もろもろの苦悩を脱せんと欲すれば、まさに知足を観ずべし。知足の法はすなわちこれ富楽(ふぎょう)安穏(あんのん)の処なり。足るを知る人は地上に臥(ふ)すといえどもなお安楽なりとす。 (遺教経) 「…経典のことば24
若し俗間の経書・治世の語言・資生の業等を説かんも、皆正法に順ぜん。 (法華経・法師功徳品)
1 ...経典のことば(24) 立正佼成会会長 庭野日敬 若し俗間の経書・治世の語言・資生の業等を説かんも、皆正法に順ぜん。 (法華経・法師功徳品) 形而上は形而下に通ず 新しく生まれた電信電話会社の社長・真藤恒さんは、電電公社総裁時代から、…経典のことば25
もろもろの飲食(おんじき)を受くることはまさに薬を服(の)むが如くすべし。好きに於ても悪しきに於ても増減を生ずることなかれ。わずかに身を支うるを得て以て飢渇を除け。蜂の花を取るにただその味のみを取って色香を損ぜざるが如し。 (遺教経)
1 ...経典のことば(25) 立正佼成会会長 庭野日敬 もろもろの飲食(おんじき)を受くることはまさに薬を服(の)むが如くすべし。好きに於ても悪しきに於ても増減を生ずることなかれ。わずかに身を支うるを得て以て飢渇を除け。…経典のことば26
美しく飾り立てた王の馬車も朽ちてしまう。 人のからだも同じように老いてしまう。 しかし聖者の説いた法のみは朽ちない。 心ある人が互いに心ある人に伝えるからである。 (法句経151)
1 ...経典のことば(26) 立正佼成会会長 庭野日敬 美しく飾り立てた王の馬車も朽ちてしまう。 人のからだも同じように老いてしまう。 しかし聖者の説いた法のみは朽ちない。 心ある人が互いに心ある人に伝えるからである。 (法句経151)…経典のことば27
衆生の類(たぐい)是れ菩薩の仏土なり。 (維摩経・仏国品)
1 ...経典のことば(27) 立正佼成会会長 庭野日敬 衆生の類(たぐい)是れ菩薩の仏土なり。 (維摩経・仏国品) 浄土は現実社会にある お釈迦さまが、ビシャリ国においでになったときのことです。…経典のことば32
右足を放せ。左足を放せ。右手を放せ。左手を放せ。 (阿育王経)
1 ...経典のことば(32) 立正佼成会会長 庭野日敬 右足を放せ。左足を放せ。右手を放せ。左手を放せ。 (阿育王経) 絶体絶命にどう処する 南インドに一人の出家修行者が住んでいました。修行者とはいえ、自分の身を愛することにすこぶる熱心でした。…経典のことば33
四大の寒熱まさに医薬を須(もち)うべし。衆邪の悪鬼まさに経戒を須うべし。 (法句譬喩経第一)
1 ...経典のことば(33) 立正佼成会会長 庭野日敬 四大の寒熱まさに医薬を須(もち)うべし。衆邪の悪鬼まさに経戒を須うべし。 (法句譬喩経第一) 唯心に偏した思想の弊 舎衛国にコウセという長者がありました。まだ仏道に触れたことがなく、…経典のことば34
穀食を得んと欲せばまさに耕種を行うべし。 大富を得んと欲せばまさに布施を行うべし。 長命を得んと欲せばまさに大慈を行うべし。 智慧を得んと欲せばまさに学問を行うべし。 (法句譬喩経第一)
1 ...経典のことば(34) 立正佼成会会長 庭野日敬 穀食を得んと欲せばまさに耕種を行うべし。 大富を得んと欲せばまさに布施を行うべし。 長命を得んと欲せばまさに大慈を行うべし。 智慧を得んと欲せばまさに学問を行うべし。 (法句譬喩経第一)…経典のことば35
阿難よ、あの羊飼いは、草の傘をもって仏を暑さから覆うた。その功徳によって十三劫(こう)のあいだ天のよき所に生まれ、自然に七宝の傘をもって覆われるであろう。 (菩薩本行経・上)
1 ...経典のことば(35) 立正佼成会会長 庭野日敬 阿難よ、あの羊飼いは、草の傘をもって仏を暑さから覆うた。その功徳によって十三劫(こう)のあいだ天のよき所に生まれ、自然に七宝の傘をもって覆われるであろう。 (菩薩本行経・上) 微笑された世尊 …