破門の声を聞きながら、あの第二道場が建設されたわけであります。勢いよく伸びるときというのは面白いですね。外から破門なんかされるというと勢いがついてきて、そして第二道場が、最初はあれが一階にするつもりで設計をしたんです。一階にしようとしましたら、木造建築では、そんな三百畳なんていう広いものは許可にならない。それでしょうがないものですから、鉄筋にしたらいいですかとこう聞いたら、鉄筋にすればいいという、それじゃというので今度は設計を改めてやることになりましたら、鉄筋の一階建てではもったいない。それじゃ二階にしようか、まあ新興宗教の設計というのは、そういう会の勢いのいい時というのは、普通、一階建てるのもたいへんなのが、いきなり二階になっちゃった。そして二階を建ててみたらたちまち一杯になったもんだから、その上にもう一階上げるというんで三階になって、今現在は三階であります。何か最近、このような建物などが、後から後から設計が変わっていくようなことでしたから、手入れをしなくてはならんようなこともあるらしいんでありまするが、まあそのように、その当時はもう一年一年に二階から三階をつけなくてはならんということになるほど、どんどん入会があったわけです。
そういうときには、池田さんも自分の病気のことを言っておりましたが、だいたい佼成会の最高幹部は肺病患者なんです。肺病患者か精神病者、そういう人ばっかり入ったんです。そういう病気が、入るとピタッと治っていっちまう。勢い幹部さんはだいたい肺病患者が多いんです。私みたいに肺病でないのは半端なほうなんです。本当に真剣にやった人というのは、肺病の人が多かった。で、肺病といわれると、ちょうど今、ガンと宣告されるのと同じように、もう、病気が肺って言われたらもう治らない病気だと、不治の病気だと思っていたんですね当時は。ところが肺病の人が、佼成会に来ると、ハイと言いなさい。まことに簡単だね。ハイって言って人の言うことを聞けばすぐ治ると、まあ、そういうことで〝ハイ〟〝ハイ〟と、もう池田さんは嫌だとかやめたいとか思ったことは一遍もないと言っておられる。まあ、ですから肺病が治ったんです。喀血までしたけれどね。そういうふうに、これは言うことがそのとおりになっていっちゃうんだ。