宗教者が〝一つ心〟で
今年も、第三回世界宗教者平和会議をニューヨークの国連のすぐそばで開き、世界中から集まった宗教者たちの心意気を、ひとつ国連に見ていただこうと考えております。
ニューヨークで会議を開くことが、いろいろな都合でできず、九〇キロほど離れたプリンストン神学校で会議をもつこととなりました。
しかし、なんとか国連にアピールしようということで、平和会議に集まる皆さんはもちろんのこと、アメリカの宗教者たちも国連本部のあるニューヨークに集まって、世界平和を祈念して行進しようじゃないか、ということになりました。
かつては、このようなことは不可能でありました。自分の宗教は正しいが、他の宗教は正しくないという考え方が多かったのです。ところが、現代になりますと、『天壌無窮』『異体同心』の精神がだんだんと世界の宗教者に芽生えてまいりまして、皆さんが本当に仲よく、和気あいあいと国連にアピールしよう、という気持になったのです。
今、妙佼先生が生きていらっしゃったら、「ほれ、おやじ! 私の言うとおりになったじゃないか」と言って、喜んでくださいますでしょう。
来月は会議でアメリカに行っているため、本日、一ヵ月早く、二十年間一緒にあげさせていただいたお経をあげさせていただいたのですが、妙佼先生も唱和してくださり、「おやじ! 私の言うとおり、世界万国に法華経の意味がわからせてもらえるような時期がきたじゃないか。しっかりやれ」と叱咤されたような気がしました。