しかし、つくったその後に、一年ほどしまして、お会式も始めるような勢いになって、だんだんと接近していった二十三年から二十五年になりますと、破門ということになってしまったのです。そういうことで、その時はだいぶいろいろの問題がありましたが、これはやはり何と言いますか、既成の教団と新しい教団との深い因縁といいますか、いい方もあるし、悪因縁の方もあるわけですが、どうしても一致しないところにぶつかってしまいました。そこで起こってきたのが今私どもが所属しております新宗連でございます。
その破門になる前までは、おまえの言うことは本当に一番いいということで、とんで歩けと、方々、この門下をとんで歩いたものです。日本山妙法寺のうちわ太鼓の題目も、霊友会の分派もみんな集めて門下協議会を開くというところまで、大変とんとん拍子に行ったと思ったのが、今度は諸宗教との統一問題、まあ統一というのではないけれど、諸宗教の一つの理解をし合うということになって、それが今日までずっと続いてきて、考えてみますと、やはりそれはそれなりのいろいろな意義があって、七百年もつながった仏教がそんな簡単に、私どもの思うように改革もできなかったのでございましょう。
今日になって、四十年の佼成会でも、なかなか一つのことを改正しようとするのには相当の決断がいります。そういうことを思いますと、あまり大それた、七百年も伝統のあったものを一ペんに私どもの考えている純粋なものに変えようという心を起こしたことが、まことにどうもおろかであったと反省懺悔をしました。伝統のある宗教をどうしよう、こうしようなんていう考えを起こしたことは大間違いだと反省をいたしまして、そこで新しい宗教の協力を進めるということに尽力してきたのであります。
タイトル名
開祖さまご法話テキスト『求道』 1978年 日蓮聖人お逮夜法要
タイトルヨミ
カイソサマゴホウワテキスト『グドウ』 1978ネン ニチレンセショウニンオタイヤホウヨウ
作成者
立正佼成会
(
リッショウコウセイカイ
)
作成日
1978-12-15
和暦
昭和53年12月15日
言語
jpn
地理空間情報
X2
ボリュームタイトル
求道
ボリューム
no.97
人物キーワード
開祖さま
庭野日敬
行事キーワード
日蓮聖人お逮夜法要
フリーキーワード
1978-10-12
内容
日蓮聖人お逮夜法要(大聖堂)十月十二日
私どもが仏の本願を 弘(ひろ)めさせて頂ける/──なんとすばらしいことか
私どもが仏の本願を 弘(ひろ)めさせて頂ける/──なんとすばらしいことか