世界の人々へ教えを広める
何遍もお話ししたように、妙佼先生がご在世中「佼成会が本となって、法華経が世界万国に弘まる」という神さまのお言葉をお告げになったことがあります。
万国が仲よくして、戦争のない世界ということになれば、これこそ法華経のいう〝通一仏土〟そのものです。一切衆生は皆わが子であると言われた、その子供同士が殺し合うなど、あり得ないことなのです。
私たちは遇(あ)い難い法華経に遇い奉ることができたということ、そして、人間として生まれることは大変難かしいといわれる、その人間として、今、一緒に生まれているという、二つの大変な大功徳を頂いています。この功徳への報恩感謝の気持からも、世界の平和を実現しなければ申し訳ない、と私は思います。
本日も、聖堂ばかりか、普門館のほうにも地方から大勢おいでくださっています。いろいろの行事で各地を回りますと、道場など妙佼先生ご在世中に比べて、はるかに大きくなっていますが、当時と同じように、道場にはあふれんばかりの人がお集まりになっています。この人たちが、もう一息頑張って、日本の国中に、そして世界の人々に声をかけ、この法華経の思想を広めていけば、世界の平和は必ず実現するに違いありません。
きょう、このご命日に、中国の代表団の皆さまをお迎えし、団長さんから親しくお言葉を頂いたということは、妙佼先生も大変お喜びのことと思います。
仏教の先輩の国でもあり、根底の思想を同じくする中国の方々とご一緒に、世界中を幸せにするために、そして本当の仏国土を建設するという大使命に向かって、共に手を携えて努力していきたいと思うわけです。
どうか、本当の平和の思想として、この法華経の教えを、ますます多くの人々に認識していただくよう、皆さまのなお一層のご精進をお願いいたします。
(文責在記者)