随喜更随縁
先般、京都でWCRPの常任委員会がありまして、京都に行ってまいりました。一日早くまいりまして、比叡山の麓の坂本にお住まいの山田恵諦猊下をお訪ねいたしました。そうしますと、猊下は私と家内にということで一対の扇子を下さった。私が頂きましたのには、中国の趙樸初先生の「随喜更随縁」という五文字が書いてありました。
今年、中国の天台大師と日本の伝教大師、そして伝教大師に直接法華経をお伝え下さった方の碑が、中国の天台山に建立されるのだそうでありますが、その時には日本の天台宗の皆さんが団体でご参拝になることになった。その手配をつけるために山田猊下は中国に行って趙樸初先生に会われた。そうしましたら法華経の話に花が咲いて、この「随喜更随縁」ということになったんだそうです。
ここで言う随喜というのは、趙樸初先生も、過去世において一緒に法華経の修行をした間柄なんだという随喜なんですね。その二人が因縁によってさらにまた法華経を語り合っている。こういう随喜なんですね。過去のそうした因縁、〝随縁〟があったんだと、こういうことなんですね。