意義深い
大統領との会見
今回特に、世界の約四分の一の人口をもつ中国が参加したということは、非常に意義深いことです。
もう一つ意義深いことは、ワシントンに行って、カーター大統領にお会いできた、ということです。
最初、そう簡単に会えるとは思ってもみませんでしたが、日本とアメリカの間に財界の社長さんたちの連合体があり、その事務局長をしているという人が大統領の側近の人を知っており、その方が一ハダ脱いでみようというのです。というのは、この方は、神光明苑という宗教団体の信者さんでありました。この神光明苑という宗教団体が最近新宗連に加盟しようとした時に、宗教法人として登録する際や、新宗連に加盟する際の手続き等に関して、新宗連の事務局が、非常に骨を折ったのです。そこで、この方は、この事務局の努力に非常に感激いたしまして、今回の大統領との会見に対しては、それでは私が一ハダ脱いでみよう、ということになったのであります。そして、すぐにホワイトハウスの知っている人に連絡をしてくれ、とうとうカーター大統領の妹さんに私を引き合わせてくれることになったのです。
そういうわけで、三日、カーター大統領の妹さんと会ったのですが、この妹さんが非常に熱心なキリスト教の信者であり、時に神がかり的になられ、それがカーター大統領の意思を決定する際に大きな役割を演じているのだそうです。
六日は〝ワシントンデー〟ということで、私たちは、バスに分乗してワシントンへ押しかけ、ホワイトハウスへ入れてもらったわけです。そこへカーター大統領夫妻がみえられたのです。そして、みえると同時にカーター大統領は真っすぐ私を見て、真っ先に私のところへきて、「あなたとお会いできることは、大変感激です」と言いながら、私と握手をするのです。
私の方は非常にびっくりしたのですが、これは、ちゃんと妹さんが準備をされていたのです。私は、妹さんに世界中の宗教団体が結束して平和を願い、国連にも刺激を与えている。昨年は六月十二日に国連の軍縮会議で「戦争のために危険を冒すより、平和のために危険を冒すべきだ」ということを、カーター大統領やソ連のブレジネフ書記長に提言しておいたというようなことを言ったわけですが、妹さんは、この時のことを、最近にない非常に感激した話し合いだったとして、カーター大統領に伝えていたそうです。