第4章 世界宗教者平和会議

15日　第2バチカン公会議開会式に日本の宗教界、仏教徒として初めて出席。パウロ6世と謁見えっけん。

新日本宗教団体連合会（新宗連）全国総会で、第2代理事長に就任。以来、平成4年まで11期・27年間、理事長を務める。

布教体制の大幅な改編を発表。支部を教会と改称するほか、行政区画に沿った市区町村単位の布教組織の確立を目指す。（新体制は昭和44年1月1日から実施）

日本宗教連盟（日宗連）理事長に就任し挨拶。「明るい社会づくり四国地区推進大会」が高松市で開催。

300名以上もの宗教者が一堂に会し、宗教者の出会いと対話を促進する「第１回世界宗教者平和会議（WCRPI）」が国立京都国際会館で16日から21日の6日間開催。平和のための宗教協力の原点を確立した。

「第１回世界宗教者平和会議（WCRPI）」での「ベトナム戦争即時停戦決議」にもとづき、「日宗連ベトナム視察団」として戦火のベトナムを訪問した。

「第1回宗教者平和会議」の結実である「京都宣言」を具体化し、継続させていくための組織として「世界宗教者平和会議（WCRP）」の日本委員会が発足。初代委員長に就任する。

「ユニクェスト・シュバイツァー賞」受賞。アルバート・シュバイツァー博士の生誕１００年を記念して創設され、毎年、人道支援や教育、国際貢献、文化など各分野で顕著な功績をたたえるもの。

アジア地域を包括する「第1回アジア宗教者平和会議（ACRPI）」に出席のため、シンガポールへ。

軍縮に関する国連の特別会議「第１回国連軍縮特別総会（SSDI）」に出席のためニューヨーク国連本部へ。WCRPの代表として、平和と軍縮の必要を訴える。

財団法人「庭野平和財団」（現・公益財団法人庭野平和財団）を設立。

宗教界のノーベル賞といわれる「テンプルトン賞」を受賞。

（ロンドン郊外・ウインザー城）

『朝日新聞』紙上（「論壇」）で、「一食を捧げる運動」の国民運動化を呼びかける。