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開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
1
... 皆さま、本日は盂蘭盆会を迎えさせていただきましてまことにおめでとう存じます。私どもは大変幸せな境涯をいただいて盂蘭盆会をいただいておりますが、伊豆半島では大変な災害をこうむって、それも一年でなくて三年も続けてのことだという報道を伺いますと、自分の置かれているこのありがたさ──これはどこへ行くかわからないことでありますが、…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
2
... 欲が人間を苦しめる 先ほど佐々木さんが体験をお話しになりましたが、昭和二十三年ごろですと大体結核という判定を下されると、もう命がなくなるのじゃないかと、いまちょうどがんの宣告を受けたと同じような気持ちがするような時代であったわけであります。いま佐々木さんを拝見しますと、あの人がそんな結核なんかあったのかと、何かうそをついているような、…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
3
... それは目連尊者のお母さんが、自分の子がかわいくて、その子にりっぱな勉強をさせて、そして偉い人にしようというお母さんですから、きわめてこれはもうあたりまえのお母さんなんですね。ところが欲張りであったと。非常にわが子、わが子と、あまりにも自分のことだけを真剣に、すべての生活がそこへ集中してしまっておった。あのように仏弟子になるところの目連尊者、…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
4
... そういうことを本当に思い起こして、世の中をごまかして、よそからもらって大変都合がいいというようなことでわがままをしちゃならん、横着な考えを起こしちゃいかんと、そういうことを仏さまはちゃんと教えようというので、十番弟子の人がこういうふうに話題に上っているわけです。ちょうど佐々木さんが自分の罪障を掘り出して、そして教会長さまなんていうと、教会長さまか、…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
5
... 仏に成る道 ──開三顕一の菩薩道 そこで佼成会の言っている菩薩道ということ──法華経の教義の言葉で言いますと「開三顕一の法門なり」なんていうと、わかったようなわからないようなことになってしまうんです。開三──たとえて言うならば腹を三つに切って開いて、それでそれが一つなんだということで、またこうふさいだようなものです。 …
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
6
... ところが皆さんからしてお導きを受けて、そして人生というもののこの生老病死、この変化、諸行無常のこのことわりから、ずっとよってもって来る自分の前にあらわれるすべての万法に対するそれが、きわめて大自然の中にそういう恩恵を受けたり、いろいろな裁きを受けたり、いろいろのことがあるわけです。そういうことがみな縁によって起こっておるのであると。…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
7
... そういう意味ではきょうのこの盂蘭盆会というのは、われわれには最も縁が深い。われわれ凡夫のすべての苦しみのもとである貪欲というものを浮き彫りに出した一つの方便力として、出したたとえです。これが盂蘭盆会になっておるわけです。ですからいかに欲というものが人間を苦しめているか。その欲を捨てなければ救われないということを教えるために、…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
8
... 四法成就 われわれはちっとも変わったような気がしない。始まりからおんなじような気もちでいるんですね。ところが外から見ているとだいぶ変わったと、こう言うんですね。で、どんなふうに変わったかと聞くと、何の心配もなさそうな顔をしてると言います。おれはそんなあほうのような顔をしているかなと、こう思っていろいろ外から見た人に聞いてみるんです。…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
9
... ですからあの盂蘭盆会の物語を聞いて、大変におもしろく聞く者と、神通力であの世が見えるなんていうどうも目連尊者は偉いものだという、そういうこともありますけれども、そういうことはこれはお経を見ますると、あの六難九易の法門のところを読ませてもらうと、そういう神通力なんていうものはそんなのはだれでもできる。ところが、…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
10
... ここまで行くというと、もう「一切衆生を救うの心を発せるなり」。最後の四番目はもう、あの人もこの人も世界じゅうの人をみんな救わなければ世界平和は来ないんだと。こういうことを最初に言ったって、とてもこれは聞こえませんてことになるね。自分が救われればいいんだから、人のことなんて考えてやる余裕がない。ところが諸仏に守られて、そして徳本を積ませていただいて、…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
11
... 宗教は体験の世界 ──入会即布教師の修行 先般、自由宗教連盟の方がおいでになった。そのときにそういうことを皆さんがね、佼成会はどうして三十八年ぐらいの間に四百五十万もの信者ができたのかと、その秘訣を教えてくれという、そういう話があったわけですね。ですから私は、その秘訣をそれでは申し上げましょうと。キリスト教の方では、…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
12
... ですからお釈迦さまのお弟子さんたちがあのように、仏さまの弟子になるために家族を捨ててみんな出家をしてしまったんですね。あれはもう大変なことが起こったわけですね。そんなことが起こるかと、こう思うけれども、それは本当にお釈迦さまのお出ましのようなときには、そういうことが起こったんです。 いまはそういう形でなく、お釈迦さまのようなお徳の高い方が、…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
13
... さらに菩薩道を邁進する そういう意味で、いまこそ私どもは本当に普賢菩薩さまの四法成就というあのお経の中にありますように、一切衆生を我と等しく異なることなかれという気持ちでお救いさせてもらう。そして世界平和を実現する。そこまでまいりませんと安心のついたということにはならんわけです。やせがまんで安心したような顔をしていてもそれはだめなんです…
開祖さまご法話テキスト『求道』 1976年 盂蘭盆会
盂蘭盆会(七月十五日)大聖堂
会長先生ご法話/一切衆生を救うの心を発せるなり
14
... そういうきょうのこのお盆という、盂蘭盆会というこの行事。この行事は最もこれが、われわれ仏教徒の本当に反省、ざんげ、滅罪のあかしとしてできたものなのでありますから、きょうはひとつ皆さんそういうお気持ちで、一切衆生にみんな幸せになってもらうためにわれわれが先頭に立って菩薩行を行じて十二番の提婆品を見ますと、「布施を勤行せしに、身心倦きことなかりき」…
開祖さまご法話テキスト『一心』 1978年 盂蘭盆会式典
陰を信じ信念もって精進を‥(盂蘭盆会式典)
1
... 今年は特にこのお盆というものを、何かしみじみとかみしめるような感じがするのであります。 心から先祖の冥福を… 佼成会の指導の中に〝陰を信ずる〟という言葉があります。陰というのがあるということは、形があるから陰があるわけなのですが、陰を信ずるというような言葉は何となしに私共は口ずさんでいるけれども、本当に陰を信じているのかということになると…
開祖さまご法話テキスト『一心』 1978年 盂蘭盆会式典
陰を信じ信念もって精進を‥(盂蘭盆会式典)
2
... みんな〝仏性〟がある 今、日本は大乗仏教国だということを世界の学者は言っているけれども、日本の内においては、霊界のことなど少しも考えない人がたくさんいる、という状態です。こういうところに佼成会は〝陰を信じろ〟と言ってきたわけです。最近はあまり〝陰〟とは言われませんで、陰よりも表を信じろということが多いかもしれません。…
開祖さまご法話テキスト『一心』 1978年 盂蘭盆会式典
陰を信じ信念もって精進を‥(盂蘭盆会式典)
3
... 導きで功徳を実らせる 次に第二の修行というのはお導きであります。まだ声のかかっていない人がたくさんあります。国民皆信仰を唱えているのであり、みんなに信仰してもらう国にしようというのであります。これがまたご功徳のいちばんの種なのであります。 国連に行った時、『南無妙法蓮華経』とひげ題目を書いて、『天壌無窮』『異体同心』と、そして『…
開祖さまご法話テキスト『一心』 1980年 盂蘭盆会式典
「国民皆信仰」こそ我々仏教徒の使命(盂蘭盆会式典)
1
... ご承知のように、この盂蘭盆会といいますと、お釈迦さまのお弟子の中で神通第一と言われる目連尊者の話からきています。その目連尊者が亡くなった自分のお母さんが死後どのような状態であるかということを神通力でご覧になった。必ずお母さんは極楽にいるだろうということで、まず極楽をご覧になったのですが、どこにもお母さんは見えないわけです。そこで、…
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