心が変われば世界が変わる
『心が変われば世界が変わる』は、『妙法蓮華経 方便品』に説かれる「一念三千」の法門を身近に感じられるように、実例を挙げて佼成新聞に昭和54年5月より41回にわたって掲載されました。
庭野開祖は、「一念三千の法門は、人間の心はどうにでも変えることができるもので、心を変えることによって仏界から地獄界までどこへでも行ける可能性があることを教えたもの」と説かれています。
表面的なことにとらわれず、客観的に自分を見つめて心の持ち方や行動を調えることで潜在意識が浄まり、心と体、顔つきが変わり、人生もよりよい方向へ変わってくることについて、なぜそうなるのかという大原理を説明しています。
なお、収録記事の中には、今日の観点からみると不適切ととられる箇所がありますが、当時の時代背景を鑑みて削除や書き換えは行わず、原文のままとしました。
(出典『佼成新聞』1979年5月11日号~1980年4月4日号)