仏様のみ心になれたら世界は宝の山
今回の国連総会での演説にしても、六百余りもあるNGOの団体の中から七十五人が選ばれるという、まことに得難い貴重な機会を与えられたわけです。
ところが、せっかくそのような機会を手に入れながら、やはり欠席をする人があるわけです。私は十五番目でしたが、それまでに四人もの人が欠席しました。
また、広島、長崎の市長さんお二人は、演題が〝被爆の体験〟という共通のものだからということで、五分間ずつしか時間を与えられなかったのです。
そうすると、私のように、大勢の応援の人たちに見守られ、十分間の時間いっぱい、内容についても何の拘束もなく、言いたいことを言わせてもらえたということは、まことに有り難いことであったと思うのです。
講演のあと、各国の代表をお招きしてレセプションを催したのですが、国連通の人が「せいぜい二百人、どんなに多くても四百人どまりでしょう」と言っていたのに、何と六百人も来てくださいました。しかも、二時間の約束で場所を借りていたところ、一時間も超過するという大変盛り上がった会合となったわけです。
このように、私どもが長年、訴えてきたことが、ようやく少しずつ理解されてきたのを感じ、何よりもうれしく思っております。