仏教者のことば39
弥陀の五劫思惟(ごこうしゆい)の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり。 親鸞上人・日本(歎異抄)
仏教者のことば61
他力ということ、易行(いぎょう)などともいうが、実は容易なことではない。他力といったら、自分は微塵もなしに、全部あなたまかせに、まかせなければならない。
沢木興道・日本(禅とは何か)仏教者のことば8
人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや。
兼好法師・日本(徒然草・九三段)仏教者のことば42
随処に主となれば立処みな真なり。
臨済禅師・中国(臨済録)仏教者のことば9
愛語よく廻天のちからあることを学すべきなり。
道元禅師・日本(正法眼蔵・菩提薩埵四摂法巻)仏教者のことば52
この世の人は
だれも煩悩にしばられている
この世の煩悩を解き放そうと
あなたは長い間慈悲にしばられていた
生死流転のおそろしさを知ってはいるが
慈悲の心にとめられて …仏教者のことば55
たよりになるのは
くらかけつづきの雪ばかり
野はらもはやしも
ぽしやぽしやしたり黝(くす)んだりして
すこしもあてにならないので
ほんたうにそんな酵母のふうの…仏教者のことば32
妄念のうちより申しいだしたる念仏は、濁(にごり)にしまぬ蓮(はちす)のごとくにして、決定(けつじょう)往生うたがいあるべからず。
恵心僧都源信・日本(横川法語)仏教者のことば44
啐啄同時(そったくどうじ)
碧巌録第十六則の評・中国(禅林宝訓音義)
仏教者のことば63
克己の人には人格の深みがあり、さらに人格の深みから品位が生ずる。品位から光輝が生じ、またその光輝から威信が生ずる。
ナーガールジュナ・インド(ラトナーヴァリー)仏教者のことば48
人間の職種あるいは地位というものが、人間であることに優先してはいけないんだ、ということを心しようではないか。
東昇・日本(人間が人間であるために)仏教者のことば69
手は熱く足はなゆれど
われはこれ塔建つるもの
宮沢賢治・日本(宮沢賢治全集5)仏教者のことば25
仏法は功を用ゆる処なし。ただ是れ平常(びょうじょう)無事なり。
臨済禅師・中国(臨済録)仏教者のことば43
他は是れ吾れに非ず
用某典座・中国(典座教訓)仏教者のことば20
われかならずしも聖にあらず、かれかならずしも愚にあらず、ともにこれ凡夫なるのみ
聖徳太子・日本(十七条憲法第十条)仏教者のことば19
今も短気がござるか。あらばここへ出さしやれ。直して進ぜよう
盤珪禅師・日本(盤珪禅師法語・上)仏教者のことば53
有情非情とは、まず大方にもうけたる分際(ぶんざい)なり。一切の物に情なきにてはあるべからず。情のかわりたるを以て、なしといえるにや。
沢庵禅師・日本(玲瓏集)