仏教者のことば36
実際の体験ある人の書はみな読むに価いする。いわんや実際の体験による信仰を述べたものはなおさらのことである。
清沢満之・日本(近代の仏教者)仏教者のことば34
善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや。
親鸞上人・日本(歎異抄)仏教者のことば54
一心を二心に致さぬがようござる。
盤珪禅師・日本(盤珪禅師語録)仏教者のことば47
(報身仏としては)、法身よりうけたるわれらが心識(こころ)は仏性と申して、仏になり得らるる卵にて候。卵は産み出されても、母雞のあたたかなるふところの裡(うち)にあたためられねば孵化(ふか)せぬ。われらが仏性の心性も、報身仏の慈悲の懐に摂(…
仏教者のことば65
「お坊さま、このお経の教えは、つまりわたくしも観音さまになれということでございますね」
二宮金次郎・日本(『二宮尊徳』)仏教者のことば21
人は阿留辺幾夜宇和という七文字を持(たも)つべきなり。
明恵上人・日本(栂尾明恵上人遺訓)仏教者のことば15
売買をせん人は、まず得利の益(ま)すべき心づかいを修行すべし。
鈴木正三・日本(万民徳用)仏教者のことば62
ここに縁あって来た人は、縁くらい恐ろしいものはないのですから、どうぞひとつこれからさきざき、三日でも竜沢寺の飯を食っておった、あああの人は違うというように、すべてやっていただかねばならん。お願い申すことはそれよりない。
…仏教者のことば5
仏は常に在(いま)せども、現(うつつ)ならぬぞあわれなる
人の音せぬ暁に 仄(ほの)かに夢に見えたもう。
作者不詳・日本(梁塵秘抄巻ニ)仏教者のことば57
生死即涅槃と体するを名づけて定となし、
煩悩即菩提に達するを慧となす。
天台大師・中国(法華玄義九)仏教者のことば29
道心の中に衣食(えじき)あり、衣食の中に道心なし。
伝教大師最澄・日本(遺誡十五個条)仏教者のことば70
合掌。私の全生涯の仕事はこの経をあなたのお手許に届け、そしてその中にある仏意にふれて、あなたが無上道に入られんことをお願いする外ありません。
昭和八年九月二十一日
臨終の日に於て
宮沢賢治・日本仏教者のことば30
人のかなしみ時には擔(にな)い
よろこびを人に送りて
みづからをむなしくはする
女人(にょにん)われこそ観世音ぼさつ
岡本かの子・日本(岡本かの子全集・九巻)仏教者のことば51
衆生仏を礼(らい)すれば、仏これを見たもう。衆生仏を唱うれば、仏これを聞きたもう。衆生仏を念ずれば、仏も衆生を念じたもう。
法然上人・日本(勅修御伝)仏教者のことば27
過去に法華経の行者にてわたらせ給えるが、今、末法に船守の弥三郎と生れかわりて、日蓮をあわれみ給うか。
日蓮聖人・日本(船守御書)仏教者のことば12
色は匂へど散りぬるを わが世たれぞ常ならむ 有為(うゐ)の奥山今日越えて 浅き夢見じ 酔(ゑ)ひもせず
作者不詳・日本仏教者のことば2
二種の衆生あり。来りて菩薩に向かい、一は恭敬供養(くぎょうくよう)し、二は瞋(いか)り罵(ののし)り打ち害す。そのとき菩薩はその心よく忍び、敬養(けいよう)の衆生を愛せず、加悪の衆生を瞋らず。
ナーガールジュナ・インド(…仏教者のことば40
百尺竿頭一歩を進める
宏智禅師・中国(従容録七四則)