戦争でたいへんな迷惑をおかけした中国や韓国などとも平和的に戦争処理ができて、今では開発のためにお手伝いもさせて頂けるような境遇の日本にならせて頂いた。そういうことで、たいへんに順調にやってきたわけでありますが、ここに来て歴史教科書問題などというのが出てきた。これは、神さま仏さまの、「あの終戦の日に返ってよく反省し直しなさい」というお言葉であろうかと私は思うのであります。終戦というよりも敗戦であったんだということを、もう一回しっかりと思い起こして、日本は世界のためにどのようなことをさせて頂いたらいいのか、過去の軍国主義的な考え方をどのように改めていけばいいのか。こういうことをしっかりと考え直してみなければならない。こう私は思うのであります。
今年、佼成会では核兵器廃絶・軍縮の署名運動を展開した。短期間のうちに二千七百万人もの署名を見事に達成することができたわけでありますが、日本国民全部が、私共佼成会員と同じような気持ちでありましたならば、おそらく中国や韓国からお小言を頂くというようなことは起こらなかったろうと思うのであります。
まあ、こういう問題が起こってくるということは、中国や韓国では、日本は再び軍国主義の国になるのではないかと心配しているんですね。近隣の国々からこういう心配を頂くようになってきている……。ですから、私共立正佼成会員は法華経というものを、もう一回隅から隅までよくかみしめて拝読しなければならない……。法華経には、自分一人のことだけではなくして世界中の人々すべて、いや人類だけではない、生きとし生けるものはすべて魂があって、そして、みんな持ちつ持たれつで、生かし生かされ合っているんだ、共同体なんだと繰り返し繰り返し説かれている。
Title
Founder's Dharma Guidance Text "Gudo", 1982, Day for Memorial Service for All Victims of War and Prayers for Peace
Creator
Rissho Kosei-kai
Date Created
1982-09-25
Language
jpn
Volume Title
Gudo
Volume
no.105
Subject – Event
Day for Memorial Service for All Victims of War and Prayers for Peace
Subject – Keyword
1982-08-15
Description
Day for Memorial Service for All Victims of War and Prayers for Peace
Dharma Guidance by Founder Nikkyo Niwano / Awakening to Accordance with Conditions
Dharma Guidance by Founder Nikkyo Niwano / Awakening to Accordance with Conditions