普門示現の二十年目、集大成の年に当たり『観世音菩薩普門品』に登場する観音さまの『観音』としたためた。仏さまの教えを頂いた私たちが世の中の苦しんでいる人々の声をしっかりと聴けるような澄んだ耳を持ち尊いご法を伝えていくことが大事。
『法雨』とは「法の雨」で仏さまの教えを雨に喩えたもの。心田を耕し、仏法の雨を注いで正しい信仰に生きるという思いを込めた。
『発願』について、「私たちの人間の本当の願とは一つであり、一切衆生、すべての生きとし生けるものを救済することである」と仏教徒としての姿勢と宗教の果たす役割を説示。