お会式は大きな布教活動の一つ
皆さま、本日はようこそお参りくださいました。
もう十月、お会式の月を迎えました。東京よりひと足早く、私の郷里の菅沼でお会式が行われ、こちらからも多数行っていただきましたが、県知事さんまで来られて、大変なにぎわいだったとのことです。
もともとお念仏一辺倒、法華経とは縁の薄い土地柄でしたが、菅沼に道場ができ、皆さんがお参りに行ってくださったりしているうちに、近辺の子供の遊びの中にも『南無妙法蓮華経』のお題目が聞かれるようになったということです。ここで毎年のお会式が行われるようになったということは、念仏の土地であるという意味でも、大きな布教活動につながっているわけです。
ところで、念仏宗には法然上人、浄土真宗には親鸞聖人、そして真言宗には弘法大師さまと、どの宗派にもそれぞれの祖師がおられるわけですが、お祖師さまといえば、だれもが日蓮聖人を思い浮かべます。それはなぜかというと、六十一年の生涯を捧げて、お釈迦さまの本懐経たる法華経こそ、人類救済の教えであることを、はっきり打ち出されたからです。