初めも善く、中も善く、終わりも善く。
戦争において百万の敵に勝つよりも、一人の自己に克つ者こそ最上の勝利者である。
濁っている水も、沸騰している水も、苔に覆われている水も、物の姿を正しく写さない。
一切は燃えている。貪欲の炎に燃え、瞋恚の炎に燃え、愚癡の炎に燃えている。
子らは人々の支えである。妻は最上の友である。
如来はただ道を教えるものである。
法に従って得た財を以て父母を養え。正しい商売を行え。このように励む在家者は、死後天界に生まれるであろう。
ほしいままに生きものを殺し、他人から物を奪って害する……これがなまぐさであり、肉食はそうではない。
目連よ。釈迦族の積んだ業の報いを、代わりに他に受けさせることができようか。
粗野でなく、真実を伝える語を用い、言葉によって人の感情を害することがない――そのような人を、わたしはバラモンと呼ぶ。
底の浅い小川の水は音を立てて流れ、大河の水はおのずから静かである。
世間の衆生は生に貪著して老死を厭うが、菩薩は生あれば必ず老死あることを知り、平然としている。
よく多くの人を利し、安楽を得しむる者は、最上最善なり。
如来には憂悲苦悩なし。しかも大慈悲を以て憂悲あるを現じて衆生を見ること羅睺羅の如し。
如法に生くる夫(お)と妻は 互いに愛語して かれらの福利いや栄(さか)に 安穏楽は生まれ来る
落ち穂を拾うて生き、妻を養いつつも、乏しき中から他に施すは、善業道の法を歩むものなり。
自らなせる功徳は、未来のその友なり。
恭敬(くぎょう)する相手のいないのは苦しいことである。
阿難よ。堅固な大樹でも、大きな枝が先に枯れることもあるのだ。
忿(いか)りの領に行くことなかれ。