【機関紙誌】
舎利弗の死を迎えられて
最後の旅への出発
これが最後の眺めであろう
弟子として衆の模範となった妃
阿難へ感謝のお言葉
大いなる人は去ったが
仏塔から生まれた法華経
絶対平和の世界への憧れ
新しい精神世界への希望
【写真】
日日是好日(にちにちこれこうにち) 雲門禅師・中国(碧巌録第六則)
災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候。 良寛和尚・日本(山田杜皐への手紙)
一日作(な)さざれば一日食(くら)わず。 百丈懐海禅師・中国(百丈清規)
色は匂へど散りぬるを わが世たれぞ常ならむ 有為(うゐ)の奥山今日越えて 浅き夢見じ 酔(ゑ)ひもせず 作者不詳・日本
衆生本来仏なり 水と氷のごとくにて 水をはなれて氷なく 衆生の外(ほか)に仏なし 白隠禅師・日本(坐禅和讃)
聖者、人を駆(か)るに教網(こうもう)三種あり、いわゆる、釈・李・孔なり。浅深隔て有りと雖も竝(なら)びに皆聖説(せいぜい)なり。 弘法大師空海・日本(三教指帰巻上)
売買をせん人は、まず得利の益(ま)すべき心づかいを修行すべし。 鈴木正三・日本(万民徳用)
たとい法然上人にすかされまいらせて、念仏して地獄におちたりとも、さらに後悔すべからずそうろう 親鸞上人・日本(歎異抄)
ただ、わが身をも心をもはなちわすれて、仏のいえになげいれて、仏のかたよりおこなわれて、これにしたがいもてゆくとき、ちからをもいれず、こころをもついやさずして、生死をはなれて仏となる。 道元禅師・日本(正法眼蔵)
鉢盂(はつう)を洗い去れ 趙州禅師・中国(従容録第三九則)