メインコンテンツに移動
ユーザーアカウントメニュー
ログイン
Toggle navigation
Main navigation
ホーム
コレクション
お知らせ
規約について
お問い合わせ
利用ガイド
全資源タイプ
機関紙誌
教団史
動画
音声
写真
法話(テキスト)
貴重書
検索
すべて
メタデータ(目録)検索
全文検索
リセット
表示件数
18
30
60
90
120
並び順
関連度
作成日 昇順
作成日 降順
タイトルヨミ 昇順
タイトルヨミ 降順
詳細検索
コレクション
- すべて -
立正佼成会映像作品集
交成会の歴史
庭野日敬語録
『庭野日鑛会長のこころ』~つれづれに想うこと~
『庭野日鑛会長のこころ』~書初めから~
年頭法話
庭野日敬法話映像作品集(平和への願い)
心に生きる開祖さま
庭野日敬法話映像作品集(仏教三大行事と釈尊伝)
心が変われば世界が変わる
仏教者のことば
経典のことば
法華三部経の要点
庭野日敬法話映像作品集(教団史)
人間釈尊
お会式
スポーツ
らしんばん
e-story
- すべて -
庭野日敬の世界
資源タイプ
- すべて -
Text
Image
MovingImage
Sound
タイトル名
作成者
公開責任部署
- すべて -
アーカイブズ課
伝道メディアグループ
開祖顕彰資料室
佼成図書館
作成日(西暦 or 和暦)
地理空間情報
ヘルプページ
91 件中の 91 件目~ 91 件目を表示
リスト
サムネイル
法華三部経の要点77
衆生とも仏さまとも一体感を持つ
1
...法華三部経の要点 ◇◇77 立正佼成会会長 庭野日敬 衆生とも仏さまとも一体感を持つ 一切衆生への大悲の心とは 第三の、法華経布教者の心の持ち方(意安楽行)の教えですが、細かいご指導としては偈の最初にある「若し是の経を説かんと欲せば 当に嫉(しつ)・恚(ち)・慢・諂誑(てんのう)・邪偽の心を捨てて 常に質直の行を修すべし」という一説にまとめてあります。嫉はねたみ、恚は怒り、慢はおごり、諂はへつらい、誑はこじつけ、邪はよこしまな心、偽はいつわりの心です。このような心を持つことなく、つねに誠実で素直な精神で法を説きなさい、というのです。 もっと根本的な心の持ち方について、次のような名句が説かれています。 「当に一切衆生に於て大悲の想を起し、諸の如来に於て慈父の想を起し、諸の菩薩に於て大師の想を起すべし」 すべての衆生に対しては大きな哀れみの心を持ち、その苦しみを見てはわが身の苦しみと感ずるような心根(こころね)がなくてはならない。もろもろの仏に対しては、自分のやさしい父であるという気持ちを持たなければならない。もろもろの菩薩に対しては、自分の大切な先生であるという思いを持たなければならない……というのです。 これはもはや「理」でもなく「義」でもありません。心情の問題です。情緒の問題です。この一切衆生というのは、人間ばかりでなく、あらゆる動物をも、植物をも含みます。むかしの仏教修行者は、道を歩くときも小さな虫を踏まないように気をつけました。飲み水を漉(こ)す布をいつも持ち歩いていましたが、それは不純物を飲まないためではなく、水の中にいる小虫を飲み込んで殺さないためでした。二十一世紀を迎えようとする現在にこそいよいよそうした自然の生物に対する心づかいが必要になってきたのではないでしょうか。 仏さまと一体になってこそ 「諸の如来に於て慈父の想を起し」というのも、仏教徒にとって大切な心情です。仏さまを、何か自分を管理している厳しい存在のように思うのは間違いです。そのように思って身をつつしむのもいちおうはいいことでしょうが、それでは仏さまと対立していることになり、ほんとうの帰依とは言えません。仏さまをやさしい父のように思い、寿量品にあるように恋慕渇仰すればこそ、仏さまとの一体感が生じます。仏さまにしっかり抱かれているのだという思いが生じます。そうなったときにこそ、仏さまの生かす力が心身いっぱいに充ち満ちてくるのです。仏教徒ならではの法悦の境地であります。 「諸の菩薩に於て大師の想を起すべし」の菩薩というのは、同じ法華経を行ずる諸先輩はもちろんのこと、他の宗教の指導者の人びとを含むと考えなければなりません。教義や信仰の所作こそ違え、世の人びとを幸せにすることを願い、その手段に思いをこらすことは、どの宗教でも同じなのですから。 ここで思い出すのは、吉川英治先生の言葉です。 「自分以外の人はすべてわが師である」 こういう謙虚な心を持ち、触れ合うすべての人からなんらかの教えをくみ取ろうという積極的な気持ちを持っておられたからこそ、数々の名作を生み、国民的文豪と呼ばれるほどになられたのでありましょう。 いずれにしても、この「当に一切衆生に於て大悲の想を起し、諸の如来に於て慈父の想を起し、諸の菩薩に於て大師の想を起すべし」の一節は、みなさんぜひ暗記してほしいと思います。そして、時に応じてこれを暗誦していただきたいものと思います。 ...
ページ送り
先頭ページ
«
前ページ
‹‹
Page
1
Page
2
Page
3
Page
4
Page
5
カレントページ
6