『庭野日鑛会長のこころ』~書初めから~
法燈継承式の翌年、1992年1月5日の「初ご命日式典」から毎年、庭野日鑛会長は会員の一年の指針となるように二幅の書初めをしたためています。
紹介される二幅のうち一幅は10年ごとに変遷。これまで『簡素』『合掌』『燈明』と続き、現在は『素心』(そしん)が掲げられています。もう一幅は毎年変わり、それぞれの時代にあわせて庭野会長の感じた言葉が書にあらわされています。
書初めには、それぞれの言葉に意味があり、「人間として生まれ仏さまの法に出遇えた喜びに気づいてほしい」という庭野会長の願いが込められています。
『庭野日鑛会長のこころ』~書初めから~コレクションは、1992年から2024年まで佼成新聞に掲載された一年の誓願を新たにする「御親教」を、胸中披露された書初めとともに振り返ります。