Founder Dharma Guidance Text "Isshin" 1980 the Otaiya service Ceremony
七百年前に日蓮聖人はお亡くなりになったわけですが、これは仏教の教えからいきますと、肉体が滅しても本体は生きている。すなわち永遠の生命に入れられたというわけで、きょうのお逮夜というのは、〝常に此に住して法を説く〟とお釈迦さまがおっしゃっているような姿に日蓮聖人が生まれ変わった日の前夜ということになります。
本日は、万灯行進をするわけですが、この御旗をご覧いただきますと中央に『妙法蓮華経』と書かれ、両側に『天壌無窮』『異体同心』となっています。この〝異体同心〟の心で万民が一同に〈南無妙法蓮華経〉と唱えたてまつれば、〝吹く風枝をならさず。雨壌を砕かず〟と日蓮聖人がおっしゃっているように、本当に法華経のとおりに自分の行ができるならば、全く安心しきった状態があらわれるのです。奈良唐招提寺のご上人さまが、鑑真和尚の像を携えて中国へお参りされたことをテレビの放送で聞きましたが、この鑑真和尚が十年もかけて日本に渡ってきたのは、日本人に仏教の戒律を教えるためだったのですね。その和尚の像を、中国の、あまり信仰を必要としないような思想の人々でさえ拝んで、随喜の涙を流していたということです。
仏教の救いというものが何によって得られるのか、ということを考えてみたいと思うのですが、仏教には戒・定・慧という三つの教えがあります。この戒・定・慧の最初の戒律というものを守るところに仏教の真の救いがあると思います。
慣れてしまえば何でもありませんが、毎日、きちんと起きるべき時間に起き、朝夕の決められた時間にご供養をきちっとする。こういう〝戒律〟を毎日行っていますと、ちっともつらくなく、大変すがすがしく楽しいもので、心の安らぎを得られます。あせって心が散乱している時でも、読経三昧に入ると心が静かになってきます。
さらに読経だけでなく、佼成会では、手どりをしなさい、導きをしなさいと言って、皆さまの毎日の大きな修行としているわけです。また、手どり、導きには人さまにご法を伝えるということで大きな功徳があるわけです。
ところが、仏教の生まれたインドではその〝戒律〟がきついからということで守られておりません。その結果、聖者が生まれて、仏となった国でありながら本当の仏教が伝わらず、現在国民の1パーセントぐらいしか仏教徒がいないのです。
七百年前に日蓮聖人はお亡くなりになったわけですが、これは仏教の教えからいきますと、肉体が滅しても本体は生きている。すなわち永遠の生命に入れられたというわけで、きょうのお逮夜というのは、〝常に此に住して法を説く〟とお釈迦さまがおっしゃっているような姿に日蓮聖人が生まれ変わった日の前夜ということになります。
本日は、万灯行進をするわけですが、この御旗をご覧いただきますと中央に『妙法蓮華経』と書かれ、両側に『天壌無窮』『異体同心』となっています。この〝異体同心〟の心で万民が一同に〈南無妙法蓮華経〉と唱えたてまつれば、〝吹く風枝をならさず。雨壌を砕かず〟と日蓮聖人がおっしゃっているように、本当に法華経のとおりに自分の行ができるならば、全く安心しきった状態があらわれるのです。奈良唐招提寺のご上人さまが、鑑真和尚の像を携えて中国へお参りされたことをテレビの放送で聞きましたが、この鑑真和尚が十年もかけて日本に渡ってきたのは、日本人に仏教の戒律を教えるためだったのですね。その和尚の像を、中国の、あまり信仰を必要としないような思想の人々でさえ拝んで、随喜の涙を流していたということです。
仏教の救いというものが何によって得られるのか、ということを考えてみたいと思うのですが、仏教には戒・定・慧という三つの教えがあります。この戒・定・慧の最初の戒律というものを守るところに仏教の真の救いがあると思います。
慣れてしまえば何でもありませんが、毎日、きちんと起きるべき時間に起き、朝夕の決められた時間にご供養をきちっとする。こういう〝戒律〟を毎日行っていますと、ちっともつらくなく、大変すがすがしく楽しいもので、心の安らぎを得られます。あせって心が散乱している時でも、読経三昧に入ると心が静かになってきます。
さらに読経だけでなく、佼成会では、手どりをしなさい、導きをしなさいと言って、皆さまの毎日の大きな修行としているわけです。また、手どり、導きには人さまにご法を伝えるということで大きな功徳があるわけです。
ところが、仏教の生まれたインドではその〝戒律〟がきついからということで守られておりません。その結果、聖者が生まれて、仏となった国でありながら本当の仏教が伝わらず、現在国民の1パーセントぐらいしか仏教徒がいないのです。
日蓮聖人は、正法が弘まるならば、その国は安全であるとおっしゃっていますが、今、世界で最も幸福な国は日本である、と言って差しつかえありません。そうなれたということは、仏教の恩恵を最も頂だいしているからだと言えます。今日本には文部省に届けられているものだけでも約十八万の宗教団体があります。他府県にまでまたがっている包括法人が三百八十もあります。このように多くの宗教団体があるわけですが、その深いところには神道という一つの基盤があったと言えます。草木国土ことごとくに仏性があり、それを拝むという神道の基盤の上に大乗仏教が入ってきて、今日、二千五百年たっても伝わっており、日本という国が幸福になったわけです。
当初、宗教協力といっても、外国の宗教はそんな簡単なものではない。一致できるはずがないと言っている人がいましたが、実際に法華経の精神をもって盛んに呼びかけますと、一年、二年、三年と年を重ねるに従って、ますます、大乗仏教の精神にあらゆる国の宗教家が心をひかれるようになってきました。
今年は選挙があり、私たちが推薦した方々は皆立派な成績で当選しましたが、その後、新たに一生懸命布教しようと心に決めたところにお会式を迎えました。ここで日蓮聖人の生涯のご苦労をもう一度心に呼び起こし、日蓮聖人のみ心に従って、戒・定・慧の三学をしっかりと保っていくことが大切です。
今、世界の人口が四十億と言われていますが、そのうちの約七億の人たちが、飢えて餓死寸前の状態にあると言われております。ところが一方では人類は、軍備に四千億ドル以上の膨大なお金を費しており、仮にそのうちの二パーセントを、そういう餓死寸前の人々の食物に使うならば、その人たちはどうにか生きていくことができ、四パーセントまで使えば、腹いっぱい食べることができるというのです。
キリスト教や仏教やイスラム教を信ずる世界の人たちが皆本心に立ち返り、神さま、仏さまのごとく、現在の軍備に使う四パーセントをそういうことに使うよう、お互いが仲良くなっていけば、世界は随分と平和になっていきます。日蓮聖人がおっしゃっているように〝天下万民一仏乗〟というように、真の仏さまのお救いを信じて行じていかなければならない時代になったわけです。
本日の万灯行進では、皆、異体同心となって、この地球上に極楽をつくりあげ、本当に世界中の人々が幸福になることを祈って行進をすすめていただきたい、と思います。日蓮聖人は、正法が弘まるならば、その国は安全であるとおっしゃっていますが、今、世界で最も幸福な国は日本である、と言って差しつかえありません。そうなれたということは、仏教の恩恵を最も頂だいしているからだと言えます。今日本には文部省に届けられているものだけでも約十八万の宗教団体があります。他府県にまでまたがっている包括法人が三百八十もあります。このように多くの宗教団体があるわけですが、その深いところには神道という一つの基盤があったと言えます。草木国土ことごとくに仏性があり、それを拝むという神道の基盤の上に大乗仏教が入ってきて、今日、二千五百年たっても伝わっており、日本という国が幸福になったわけです。
当初、宗教協力といっても、外国の宗教はそんな簡単なものではない。一致できるはずがないと言っている人がいましたが、実際に法華経の精神をもって盛んに呼びかけますと、一年、二年、三年と年を重ねるに従って、ますます、大乗仏教の精神にあらゆる国の宗教家が心をひかれるようになってきました。
今年は選挙があり、私たちが推薦した方々は皆立派な成績で当選しましたが、その後、新たに一生懸命布教しようと心に決めたところにお会式を迎えました。ここで日蓮聖人の生涯のご苦労をもう一度心に呼び起こし、日蓮聖人のみ心に従って、戒・定・慧の三学をしっかりと保っていくことが大切です。
今、世界の人口が四十億と言われていますが、そのうちの約七億の人たちが、飢えて餓死寸前の状態にあると言われております。ところが一方では人類は、軍備に四千億ドル以上の膨大なお金を費しており、仮にそのうちの二パーセントを、そういう餓死寸前の人々の食物に使うならば、その人たちはどうにか生きていくことができ、四パーセントまで使えば、腹いっぱい食べることができるというのです。
キリスト教や仏教やイスラム教を信ずる世界の人たちが皆本心に立ち返り、神さま、仏さまのごとく、現在の軍備に使う四パーセントをそういうことに使うよう、お互いが仲良くなっていけば、世界は随分と平和になっていきます。日蓮聖人がおっしゃっているように〝天下万民一仏乗〟というように、真の仏さまのお救いを信じて行じていかなければならない時代になったわけです。
本日の万灯行進では、皆、異体同心となって、この地球上に極楽をつくりあげ、本当に世界中の人々が幸福になることを祈って行進をすすめていただきたい、と思います。